風の王国 黄金の檻 (風の王国シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086012348

作品紹介・あらすじ

三年の喪に服したあと、ソンツェン・ガムポ大王と再婚することになった翠蘭は、大王の命により、シャンシュン王リク・ミギャに嫁いだリジムの妹、セーマルカルに会いに行く。義姉妹がしばし温かい交流を深めるなか、突然使者が訪れ、翠蘭をシャンシュンの深い闇へ引きずり込む。予期していなかった二つの再会が、翠蘭の胸に炎を灯し衝き動かす。黄金の嵐が吹き荒れる西の国で、翠蘭は…。

感想・レビュー・書評

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  • 今までも思っていましたが、ここでさらに思いました。
    この状態、普通の公主ではまったくどうにもなりません。
    むしろ普通の公主は、危険から遠ざかって過ごしてますか?w

    また続きが気になる所で終わっていますが、それほど危険もなく
    大丈夫と言えば大丈夫です。
    本編に関係なく、気になるのは王太后ののし上がり方。
    7歳からそれを緻密に練り上げて行ったのか
    それとも一気にがっしりいったのか…。

    久しぶりに幼馴染も登場しました。
    元気そう(?)でなによりでしたが、彼の活躍は
    これからまたあるのでしょうか?
    番外編だと思って読んでいたものは、実は布石だったのでしょうか?

  • やっぱり続きの気になる終わり方……!
    翠蘭が無事に生き抜くかと、はらはらどきどき。
    風の王国シリーズ、大好きですv

  • シャンシュン編。最後まで一気に読破。翆蘭にはしあわせになってもらいたいなぁ。いや今でも幸せなんだろうけど。
    セーマルカルが思いのほかかわいくて、しっかりしている。

  • ラムジェン!やっと出てきてくれました。
    長身痩躯碧眼。。。いいですね。。
    ちょっと似た感じの慧も再登場でかなり盛り上がってます!!

    [シャンシュンについて]
    シャンシュン王国(紀元前 - 643年)
    西チベットのカイラス山(カンリンボチェ)一帯。カイラス山は標高6714m、ヤルツァンポ川及びインダス川の源流にあたる。
    首都は、キュンルン・ングルカル(ングーカル、ンゥルカル、白銀城とも)。
    言語は、チベット・ビルマ語派のシャンシュン語。
    歴史的には、シャンシュン王国の最後の国王リミギャ(リク・ミリャとも)。吐蕃王朝の王ソンツェンガンポにより暗殺され、643年に吐蕃王朝に併合された。

    ということは、、
    次巻でシャンシュン滅亡ですね。。

  • 彗たんが再登場してくれたので幸せですv
    しかも表紙をでーんと……いやそれはセムジェンか。
    翠蘭のサイドをキープしているのでよしとしよう(笑)

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