- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086012478
作品紹介・あらすじ
長安へ運ばれ、皇帝・李恒の後宮に軟禁された琳琅。皇帝の訪れにおびえながら、生死すら分からない有との再会を信じ、脱走を繰り返す彼女の前に、不思議な少女・緑陽が現れる。一方、激流に落ち重傷を負ったものの一命を取り留め、尚たちに捕えられた有は、早く長安へ連行しろと尚を急かす。都に戻れば重罪人として処刑される、と有の身を案じる尚だが…。波乱の中華アクションロマン。
感想・レビュー・書評
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月色11巻です。
長安に運ばれ、皇帝・李恒の後宮に軟禁された琳琅。
有との再会を信じ、脱走を繰り返す彼女の前に、緑陽(りょくよう)という少女が現れる。
一方、一命を取り留めた有は、早く長安へ連行しろと尚をせかす。
都に戻れば重罪人として処刑される、と有の身を案じる尚だが…。
有さんの身を案じる琳琅がとても痛々しいです…。
いつも元気なだけに余計に。
そんな状態のときに、緑陽がでてきて場が和みました。
似たもの同士だからか二人は意気投合!
成り行きで娘子軍に入ることになったけど大丈夫なのだろうか…。
有さんは大怪我を負ったというのに、もう動きまくってます。
とてもふてぶてしい態度が笑えます。
琳琅一筋の彼は唯一揺るがないキャラなので清清しいっ。
牢屋に入れられても惚気ることを忘れないあたり、笑。
李恒は相変わらず迷走中です。
渇きまくってる彼は、読み進めるごとに嫌な奴になっていってるような…。
一途に思う三娘さんが健気です。
捕縛され長安に連行された有さん。
平穏無事な日々は今のとこ絶望的です…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2010年7月30日
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冷酷さの影に、心の渇きが見え隠れする李恒が哀れでならない。
この渇きを癒せる唯一の希望が琳琅なのだろうが…。
彼女には有と幸せになって貰いたいし…あぁ、複雑(-"-;)
もしかしたら、尚もこんな気分なのだろうか? -
有と離れ凌華に捕まって長安に戻った琳琅。
どうにか皇帝から一月の猶予はもらったが、逃げることは難しそうだった。有の生存を信じながらも心配な琳琅。
そんな琳琅の部屋にある侵入者が。それは皇帝の娘、公主である緑陽だった。緑陽との接触によりだんだん落ち着きを取り戻す琳琅。そして有を待つことに・・・。
面白かったし、いよいよラストスパートな雰囲気。
離れていた分、今度二人が会ったときのらぶらぶが楽しみでもあり〜♪ -
じれったい!!
皇帝むっかつくわー!
以上。 -
離れててもバカップルぶりは健在でしたね。笑
前巻より甘さは控えめでしたけど。
新キャラの破天荒な緑陽が可愛かったですv