伯爵と妖精 月なき夜は鏡の国でつかまえて (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086013154

作品紹介・あらすじ

いよいよ甘い新婚生活もスタートするのかと思いきや、すれ違ってばかりのリディアとエドガー。そんなある日、真っ黒な妖精が黄金色の透明な石をリディアのもとに届けにきた。「妖精国」の地図が隠されたペンダントの石と同じ石と知って、リディアは黒い妖精の行方を追いかける。一方エドガーは、青騎士伯爵の子孫が描いたという絵を入手すべく、何やら怪しげなオークションに参加するのだが!?-。

感想・レビュー・書評

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  • この二人は落ち着かない
    どっちも意地を張るからすれ違い喧嘩になるのに…
    少しは懲りろよ
    フィリスがとても可愛い
    宝石はジルコン

  • 英国ヴィクトリア朝が舞台。タラシの伯爵エドガーとやっと結婚してらぶらぶ生活のはじまりだったはずが、すれ違いが続くふたり。ある屋敷を調査しているとき、リディアの身に……。
    抜け殻たちのふるまいが面白かった……。きみたち面白いよ。ニコが抜け殻ったらどうなるのか見たかったわー。ファンタジー部分と恋愛部分と、いいつり合いがとれてるなあ。谷さんは石が好きなのか、よくモチーフに出てきますね。

  • なんか複雑でした。
    しかし結婚してからちょっと方向性かわってきたようなw

  • こんがらがる
    むずかしーい
    いつもいつも二人は離ればなれになるなあ
    全部共有して、親友になれればいいのに
    そしたらつっぱしることもなくなると思う お互いに

  • 【伯爵と妖精20作目】
    結婚したのにリディアは相変わらずですね。
    エドガーもだけど。
    それにしても妖精の道って離れた場所にもすぐ行けるんだから便利だわ~。

  • ケルピーは、悪しき妖精だけれど、いいヤツだよね……(しみじみ)

  • シリーズ第19巻。きゃんきゅんというよりニヤニヤしながら読みました。やっぱりケルピー好きだ。バルコニーからリディアの部屋にいくエドガーがツボ。

  • ハネムーンから帰ってきて、新婚生活がスタートしたエドリディ
    さっそく一緒に居る時間が少なくて、生活がズレてるってどういうこと!? 結局気持ちもズレちゃって・・・エドガーは何をしているのでしょうか??

    リディアが初心で、本編にもあるように、二人で穏やかに語り合うだけで幸せを感じられるという段階なのに、エドガーってば・・・
    まぁリディアも彼女が感じてる通り、もっと素直になれればいいのにね でも、単なるわがままじゃないかって思うのも分かるんだよね

    鏡像の皆が可愛かったな
    ポール(やリディア)にじゃれつくロタと、ニコに頬ずりするレイブン
    鏡の中のレイブンが羨ましがってるのもまた可愛かったな
    最後のロタの意味深発言が気になるところ もう早くポールとくっつけばいいよ

    そして今回もケルピーがリディアの想いを何より優先させる素敵さを垣間見せてる
    エドガーと居ることがリディアの幸せなら、無理に引き離すことはしない 何よりもリディアを優先させる姿勢 相変わらず彼の愛の形も素敵です

    にしても今回も最初と最後の挿絵にやられた・・・
    最近は本文だけでなく、挿絵でもやられますね

  • リディアとエドガーのすれ違いが楽しめました。

    近くにいるようで、心は離れているというシチュエーションが好きでした。

  • 鏡の中にリディアが捉われた話だという記憶はあったのですが、その後に次々とみんなが鏡の中に入り込むことになっていたのは、すっかり失念していました。
    従順なリディアに、ポールに懐きまくっているロタ、エドガーに些細な危害でも加えそうな輩には、手加減せずに殺しそうになるレイヴン。その上最後に乗り込んだエドガーの残した身体は、リディアにくっつきまくるという…(笑)
    みんなの自分の気持ちに正直な様も面白かったのですが、その彼らの面倒を見ざるを得なくなったニコとポールでしょう(笑)
    いや、もう気の毒…。

    にしても、新婚生活のいろいろもいいですが、やっぱり本編の流れの方がいいなぁと思う。
    その中でも、この話は結構好きでした。

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著者プロフィール

三重県出身。『パラダイスルネッサンス楽園再生』で一九九七年度ロマン大賞佳作に入選しデビュー。「伯爵と妖精」シリーズ、ベストセラーとなった「思い出のとき修理します」シリーズ、「異人館画廊」シリーズ、『がらくた屋と月の夜話』『まよなかの青空』『あかずの扉の鍵貸します』『ふれあいサンドイッチ』など著書多数。

「2023年 『神さまのいうとおり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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