怪盗レディ・キャンディと恋するワルツ 乙女・コレクション (乙女・コレクションシリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (2009年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086013291
作品紹介・あらすじ
モダン時代を謳歌する女学生・柊スズメ16歳。一見、普通の少女だけど、夜の姿は可憐な怪盗レディ・キャンディ!歴史の裏で人々を不幸に陥れてきた"呪われ死宝物"を回収して封印すべく、執事の蛍と共に夜ごと飛び回っている。幼なじみで許婚の結人さんに恋しているけれど、彼はレディ・キャンディを追う軍部の特務隊の一員で…。華の帝都を舞台に、ハイカラ少女が恋に使命に大さわぎ。
感想・レビュー・書評
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久しぶりに少女小説で、ページを捲る間も惜しく
楽しく読んだ。
大正ロマン風の架空の東京。
女怪盗で女学生のヒロイン。
眉目秀麗な婚約者と執事、
絡んできそうな美青年。
かわいい女友達に妹分。
妖艶な美女の敵役と彼女を護る腕利きの男。
こんな大好物満載の小説たまらない。
紫陽花茶房よりはこっちの方が、人物がイキイキ
していて大好きになった。
シリーズは完結してるし、安心して堪能しよう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全体的にかわいい話だった。
レディ・キャンディの名に恥じないキラキラっぷりです。 -
ドタバタ、ハイテンションラブコメ。
借金のかたに初恋の結人さんと許嫁になってしまったと思ってるスズメと、昔プロポーズしてるし!と(スズメ覚えてない)空回る結人さんが見ていてとても可愛らしかったです^^
女怪盗レディ・キャンディである秘密、
御庭番衆の末裔、呪われ死宝物、などラノベ的楽しい要素も盛りだくさん。
楽しく読めましたー☆ -
勢いとギャグで吹っ飛ばすなんちゃって大正浪漫コメディ第一弾。
キャラクタも地の文も面白く、女の子も可愛い。 -
昼間はハイカラ女学生、夜は怪盗レディキャンディという二重生活を送る柊スズメ。しかも許婚の帝国軍人・結人はレディキャンディを追う任務を負っていた。シリアスで重い作品が好きな私でも楽しく読めました。いろいろなところを凌駕するハイテンションなラブコメディでした。
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レトロ可愛いー。どたばたコメディっぷりが文章から伝わってくる。軽く読めて楽しいです。
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また読みたくなる面白さです!
続くかなーって思ってたら続編がでてくれたので嬉しいですヽ(=´▽`=)ノ -
確認先:目黒区立八雲中央図書館
「乙女コレクション」というセッティングであるが、実際にそこまでたどり着いているとは思えない。というよりも、かたやまの作品のみがコレクションとして登録されているだけのことなので、そういう結論にならざるを得ないのだが。
中身に関して言えば、普通のコバルト作品。なので、変なものが混入していていやだという方には、ご安心していただける内容であることは保障しよう。小刻みの良いテンポはあたかもワルツのごとく。加古隆の「風のワルツ」をかけながら読んでみるのも悪くはなかろうかと。 -
借金のカタにオレサマな幼なじみと婚約!?
かと思ったら、ちゃんと(幼い頃)プロポーズしてたとか、
なかなか進展しない主役カップルにやきもき。
借金の代わりに何か品物(?)を、というところで
家族が揃って、ヒロインの少女を指さすって何それ。
何だかラスト、続編がありそうな気配。
っていうかコレで終わらせて欲しくないかも。 -
借金のカタに初恋の人の婚約者になってしまった少女。
少女の正体は怪盗。
婚約者はその怪盗を追う軍部の人間。
よるとさわると喧嘩しちゃう二人だけど
はたから見てるとラブ全開です。