- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086013512
作品紹介・あらすじ
悩みを抱えている高校二年生の榎本青。そんなとき、新宿二丁目で見かけたのは地学教師の仁科だった。ふたりきりの地学実験室で、仁科は言った。「寝てみるかい、僕と」-。"いけないこと"をする期待と誘惑に流されてしまった青は、仁科の身体とテクニックに溺れていく。彼への想いを恋だと自覚した青だが、仁科が過去に起こした事件を知り…!?切ない禁断ラブ、特別ショートマンガつき。
感想・レビュー・書評
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あのあさぎり夕…! 小学生の頃、友だちに貸してもらった「なかよし」に『こっちむいてラブ』ってあったよなあと思い出す。懐かしさとその後BL小説も書かれていたことを今になって知り、なんとも感慨深い気持ちに。これはかなり後年の作品か。高校生が主人公の内容のわりには表現や言い回しが落ち着いていると感じた。内容は「こんな先生いるかぁ!?」っていうくらい先生の方から生徒にグイグイくるし、過去の話とかペラペラしゃべり過ぎだろとか思うところはあったが、教師と生徒ものはわりと好物だし、まあこんなのもありなのかなと。
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先生の大人の余裕から出るちょっとした意地悪だったり、青の素直でまっすぐなところが読み進める内に、すごく感じられました!
何よりラストが本当に素晴らしいです。
タイトルである「先生はいつもやさしい」という言葉にもちゃんと意味があったりと、深い作品だなと感じました。
また、穂波先生の挿絵も、2人の心情をそのまま絵になっています^^
最初には描きおろし漫画もあるので、満足の1冊でした! -
いつものあさぎりさんの絵じゃないから微妙に違和感。
やっぱりあさぎりさんの絵がいいです・・・。 -
タイトル:先生はいつもやさしい
著者名:あさぎり夕
イラスト:穂波ゆきね
出版社/発売元:集英社
シリーズ名:コバルト文庫
発売日:2009年10月出版
ISBN:4086013517
税込価格:520円
■Story■
悩みを抱えている高校二年生の榎本青。
そんなとき、新宿二丁目で見かけたのは地学教師の仁科だった。
ふたりきりの地学実験室で、仁科は言った。「寝てみるかい、僕と」――。
“いけないこと”をする期待と誘惑に流されてしまった青は、
仁科の身体とテクニックに溺れていく。
彼への思いを恋だと自覚した青だが、仁科が過去に起こした事件を知り…!?
切ない禁断ラブ、特別ショートマンガつき。
■カップリング■
【攻】仁科高志/にしなたかし(28)地学教師
【受】榎本青/えのもとあお(16)高校二年生
■感想■
冒頭の穂波さんのショートマンガに心が掻っ攫われる。
切なく揺らめく瞳の少年に釘付けだ。
自分の気持ちが何なのか…必死に答を見つけ出そうとあがく青に、
「大丈夫。きっと悩みは解決できるから!」と、エールを送っていた。
仁科の経験豊富な大人の態度には、
いくら悩みを解決してくれるかもしれない人物であっても
純粋な青を託したくないと、幼馴染の翔太と同じように感じたものだ。
最後の最後に…やっぱりな、と思わせるオチがあり、
良かったんだか…どうなんだ?と、少し複雑な気分になった。
この話は、穂波さんのイラストがあってこそだと思う。
ロマンチストな教師と生徒のラブが好きな方にはおススメ。 -
(あらすじ)
悩みを抱えている高校二年生の榎本青。
そんなとき、新宿二丁目で見かけたのは地学教師の仁科だった。
ふたりきりの地学実験室で、仁科は言った。
「寝てみるかい、僕と」―。
“いけないこと”をする期待と誘惑に流されてしまった青は、
仁科の身体とテクニックに溺れていく。
彼への想いを恋だと自覚した青だが、
仁科が過去に起こした事件を知り...!?
切ない禁断ラブ、特別ショートマンガつき。