愛は神聖文字に導かれて―恋人たちのファンタジー・ヒストリカル (コバルト文庫)

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著者 : 花衣沙久羅
制作 : 由利子 
  • 集英社 (2009年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086013611

愛は神聖文字に導かれて―恋人たちのファンタジー・ヒストリカル (コバルト文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ツタンカーメン王が死んで10年くらい経った古代エジプトのお話ですが、1巻完結の割にはいい感じで終わったと思います。

    王暗殺の疑いをかけられたナナクトを寵姫として側におくソカリス王子。いくら目を離せないといっても一緒のベッドで眠ったりするというのは、最初から好みだったんじゃないかなぁって思いますが、ナナクト側は王子のことを好ましく思ってはいても、身分の違いで終始引きぎみです。

    ナナクトの一人称で書かれていますが、一人称の作品の割には違和感を感じず最後まで読めました。ソカリス王子側の心情が入っていたら、もっと面白かったとは思いますけど。

    ナナクトがソカリス王子から離れてしばらくして、ソカリス王子がナナクトの店に訪ねてきてからは、人が変わったようにナナクトに猛アタックで、ああ、このあたりの王子の心情を読みたいって思いました。

    最後は、敵であるカウラーが実はソカリス王子の母違いの兄っていうどんでん返しがありましたけど、これって必要だったのかなぁ。別になくてもよかったんではってちょっと思いました。

  • 超ベテラン、花衣沙久羅さんの作品。
    自分で書店に行くようになった中学生のころから、作品は見かけていたのですが、以外にも初読みでした。

    帰省先からの戻りに、持っていた本を読み切ってしまい、駅の売店で何となく手に取ったのですが、なかなかおもしろかったです。

    お話は、”地味で目立たない”女の子のナナクトが、ひょんなことからある事件に巻き込まれ、王子ソカリスと行動を共にすることになる。事件解決に奔走する間に、二人の間に愛が生まれ、という、ざ”りぼん”的な、王道のラブストーリー。それ以上でも以下でもなく、一番の評価ポイントは、安定感です。
    月々の刊行数が多いバルトらしい作品だと思います。
    昔のマーガレットみたいなちょっと懐かしい絵柄ながらも、華やかで作品に合った挿絵も、ストーリーを盛り上げています。
    ソカリス王子が素敵で、古代エジプトも好きなので、楽しく読みました。歴史ものとして、さまざまな時代でシリーズ展開していくようですが、このキャラクター達が好きなので、この設定で、また話を書いてほしいな。幸せな後日談まで描き切っていて、作者にはその意向が全くないようなのが残念です。

  • エジプトのラノベって初めてかも。
    花衣沙久羅さんは資料集めにも熱心だったようで、エジプトの世界観をよく表していました。エジプト語によって。ルビが多くてちょっとしんどい部分はあるのですが。
    突然の出会い、様々な事件を通じて深まる愛、家族や友人への想い、大切なひとたち……。
    シャーマンとしてのめざめ、いい気になってしまうこと、利用されること、一緒にいては王子のためにならないこと、そういった不思議な力の設定が面白いかな。
    確かにヒエログリフという文字は、トト神の神力が宿る神聖なものなのですが、ちょっとイメージがしにくかったかも。
    うん、でもまあ面白かったかな。

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愛は神聖文字に導かれて―恋人たちのファンタジー・ヒストリカル (コバルト文庫)の作品紹介

神殿で書記として働くナナクト。地味で役にたたない自分に引け目を感じている彼女には一つ、特別な力がある。神さまの声を伝える文字‐宙に浮かぶ神聖文字‐を読むことができるのだ。ある日、王の危機を知って急いで駆けつけたところ、暗殺者の疑いをかけられてしまう!容疑が晴れるまで、第一王子のソカリスと行動を共にすることになってしまい…!?永遠のハッピーエンド・ロマンス。

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