ブランデージの魔法の城 魔王子さまの最強の敵 (コバルト文庫)

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著者 : 橘香いくの
制作 : 石川 沙絵 
  • 集英社 (2010年6月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086014168

ブランデージの魔法の城 魔王子さまの最強の敵 (コバルト文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 橘香いくのらしい語り口というか、基本的に(シリアス交じりでも)ベースはラブコメだけれど世界や存在にそれなりに重さがきちんとあって、主人公達が存在しないところでもきちんと世界に人が生きて動いてる感があるところはやっぱり好きだなあと思うのですが。いまいちそれ程楽しめなかったのはヒロインのアドリエンヌがあんまり好きになれなかったせいかもしれないなあと思ったり。
    彼女は本人言う通り本当に普通の女の子で。頑なさも臆病さも正義感の強さも決して嫌いではないのだけれど、後半お話が大きくなってしまったあたりでちょっとそれが多分にマイナスになってしまってる気がするんだよなあ…。
    前半普通の女の子として魔王子さまを普通に振り回す辺りは(ドナティアン・シャルルのなんだかんだ言いながらめろめろなことと合わせて)楽しかったので、この二人は個人的には二人だけで完結していて欲しいキャラクターなのかもしれません。そういう意味では彼らが彼らだけの世界に戻ってしまったラストはやっぱりあれで正しいんだろうなあ…多分今後再婚できるとは思えない国王とその跡継ぎになってしまう娘しかいない老齢のロスタン公の後誰が国王になるのか何にも片付いていない気がするもののまあ二人の息子が後を継ぐのもありかーと思ったので良いかなあとか。

    あと個人的に自分のせいで何もかもぶち壊しにしてしまって不幸な人生を送ることになってしまった国王陛下が非常に好きだったのですが、彼のやったことが本当に酷過ぎてそれを知ったドナティアン・シャルルが父親を許せたことがちょっと引っかかってしまったので、彼が彼女に裏切られてどれ程絶望したかだけじゃなく何であれだけ魔術を忌避していたのかがもうちょっと書かれてたら嬉しかったなあ…。ツンデレ王様と天然少女が本当にきゅんきゅんだったので、もうちょっと納得させて欲しかった予感です。

    あ、あと作中間違いなく一番いい男だったのは間違いなくゲルガラン(カラス)だと思う件。

    しかし魔王子さまは子作り前提の誘拐監禁同居から始まったのによく最終巻最後まで我慢したなあ…(すみません)。

  • 6月の新刊、た14-43、245P、520円。
    ブランデージシリーズ3作目。
    「魔王子さまと婚礼衣装の呪い」のほうは、なんかイマイチだったけど、表題作のほうは橘香さんの本領発揮!
    恋と冒険がシンクロしあった、ドキドキ感にキュンキュン感が最高。
    楽しく読めます。
    「無償の愛」を示さないと呪いが溶けないという主題も分かりやすくて良かった。よく出来てるなー。
    ラマコス師やら、パトリック・シモンやら、(子鬼のムルトやら)のサブキャラもなかなかいい感じ。
    これからお話の大事なところにからんできそうな予感。
    ところで、水盤やら炎の中からの声やら闇の魔法やら、ハリポタとディテールがかぶってますね。若干気になりますが、面白いのでそのまま読んでます。要は面白ければいいのよね。
    そして、「アルマン・ジュスト」という名前は宝塚のスカピンを連想させるけれど、この人、ヅカファンなのかなあ……。

  • 恋敵がでてきて、さらに面白くなった。しかもいい按配に悪魔っぷり。サブキャラが面白いので好き。

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ブランデージの魔法の城 魔王子さまの最強の敵 (コバルト文庫)の作品紹介

ケンカはするものの、お互いを想い合うドナティアン・シャルルとアドリエンヌ。2人は結婚の約束をしているものの、具体的な話がなかなか進まない。元王子のドナティアン・シャルルに対し、アドリエンヌはただの村娘。身分差が大きいことを、彼女はあらためて気に病んでいるのだ。そんな時、宮廷からある使者がやって来る!ドナティアン・シャルルにも気安い口をきく使者の目的とは…。

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