ブランデージの魔法の城 魔王子さまの最強の敵 (ブランデージの魔法の城シリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (2010年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086014168
作品紹介・あらすじ
ケンカはするものの、お互いを想い合うドナティアン・シャルルとアドリエンヌ。2人は結婚の約束をしているものの、具体的な話がなかなか進まない。元王子のドナティアン・シャルルに対し、アドリエンヌはただの村娘。身分差が大きいことを、彼女はあらためて気に病んでいるのだ。そんな時、宮廷からある使者がやって来る!ドナティアン・シャルルにも気安い口をきく使者の目的とは…。
感想・レビュー・書評
-
シリーズ3
愛を知らない王子様、愛で呪いを解いてもらうの巻
アディが健気でかわいい!
そして、新キャラシモンくんも曲者で楽しい
ハラハラドキドキちょっぴりキュンで
満足の一冊詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
6月の新刊、た14-43、245P、520円。
ブランデージシリーズ3作目。
「魔王子さまと婚礼衣装の呪い」のほうは、なんかイマイチだったけど、表題作のほうは橘香さんの本領発揮!
恋と冒険がシンクロしあった、ドキドキ感にキュンキュン感が最高。
楽しく読めます。
「無償の愛」を示さないと呪いが溶けないという主題も分かりやすくて良かった。よく出来てるなー。
ラマコス師やら、パトリック・シモンやら、(子鬼のムルトやら)のサブキャラもなかなかいい感じ。
これからお話の大事なところにからんできそうな予感。
ところで、水盤やら炎の中からの声やら闇の魔法やら、ハリポタとディテールがかぶってますね。若干気になりますが、面白いのでそのまま読んでます。要は面白ければいいのよね。
そして、「アルマン・ジュスト」という名前は宝塚のスカピンを連想させるけれど、この人、ヅカファンなのかなあ……。 -
恋敵がでてきて、さらに面白くなった。しかもいい按配に悪魔っぷり。サブキャラが面白いので好き。