伯爵と妖精 永久の想いを旋律にのせて (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086014328

感想・レビュー・書評

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  • アーミンが、エドガーやユリシスを裏切ってまで従っていた主人はあの人だったのかー!
    そう判れば、あの時のあんなことやこんなことに、妙に納得できる。
    これは、全部読み終えたら、また最初から読んでみたくなるなぁ……
    今は、謎が多いまま、その答えを知りたいがために読み急いでしまっている自覚がある。

    そして続きが気になるこんなところで終わるなんて!
    谷さん、上手すぎる~~!(悶絶)

    ケルピーはますますカッコ良くなってきた。
    彼にとってはリディアが最優先だから、行動もシンプルでストレーで、わたしにとってはそこが魅力に映る。

  • ナックラヴィーがかわいそうで、電車でもらい泣きしそうになった。
    久しぶりに、頭の中だけタイムトリップ?できる作品で、本から目を開ける現実世界にちょっと戸惑ったほど。
    色んな伏線がどんどん絡んでいって、主人公はリディアなんだけれども、他のキャラたちにも充分感情移入できる。
    個人的には、アーミンとケルピーが仲良くなってくれると微笑ましいと思うのだけれど。
    作者さんの性格からして、きっとみんな幸せになれるエンディングが用意されているとは思う。ただ、そこまでの道筋がほとんど読めないので、これから先も楽しみ。

  • こんなふうに愛し合えるなら、いうことはないのですけど…。

    エドガーもリディアもやっと本当の夫婦になり始めたのでしょうね。苦しみがあろうとも迷いなく愛せるなら幸せです。

    ハッピーエンドになって欲しいな。

    結婚したあとの方が悩みは深いものでしょうから、少女小説でそこをしっかり書くとはやるじゃないですか。まあ、お金やほかの異性の影など、現実的な諍いの種はこの二人にはないので、深刻になるわけないじゃんと言えばそれまでだけど。

    それ言っちゃおしまいですからね。乙女は夢を見るのが仕事だし。そうじゃない部分を求めるならコバルトじゃなく他へ行けばいいので。

    やっぱ『少女小説万歳』と言いたくなっちゃうんです。

  • 久々にアーミンが出てくれて嬉しい。ケルピーとの今後が気になります。

  • いつもの内容と思いきや、びっくりするほど話が進みました。
    エドガーの決意にはびっくり。
    でも、そうしないと解決しないから仕方がないですよね。
    今回の巻は本当に切なかった・・・。ナックラヴィーといい・・・。
    というかテランが怖すぎます。
    奴がリディアにしようとしていることを想像するだけでもゾッとします。

    イチャイチャは少ないけど、エドガーとリディアがお互いの愛を確かめ合ったのは良かった。
    プリンス・預言者と、今回は内容が濃すぎて、頭が混乱しそうです。
    リディアはやはり妊娠しているのでしょうか。
    最後のオルゴールが意味深です。
    早くニコにどうなっているのか教えてもらいたい。
    リディアは一体何者なんでしょう?
    もしかして、リディアが預言者?

    最後の登場人物には・・・ええええええって感じでした。
    見方じゃなかったの?と思いました。
    でもあんなに能天気でもダイアナのことをちゃんと
    思っていたんだなってことは伝わりました。
    エドリディが離れ離れには耐えられないので、
    次巻が早く出ることを祈ります。
    最後に、グリーンスリーヴスは個人的にも大好きな音楽です。

  • あいつ黒幕なのもしかしてえええええええ

  • いよいよ、佳境か?気が付くと結構長いシリーズになってますね。早く続きが読みたい!

  • シリーズ22作目

著者プロフィール

三重県出身。『パラダイスルネッサンス楽園再生』で一九九七年度ロマン大賞佳作に入選しデビュー。「伯爵と妖精」シリーズ、ベストセラーとなった「思い出のとき修理します」シリーズ、「異人館画廊」シリーズ、『がらくた屋と月の夜話』『まよなかの青空』『あかずの扉の鍵貸します』『ふれあいサンドイッチ』など著書多数。

「2023年 『神さまのいうとおり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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