贅沢な身の上 ときめきの花咲く後宮へ! (贅沢な身の上シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086015325

作品紹介・あらすじ

豪商の娘・花蓮は危機に直面していた。両親に縁談を迫られたのだ。男よりも趣味に生きたい花蓮は結婚なんてあり得ない!そこで花蓮が思いついたのは、新皇帝の後宮に入ることだった。何千人もいる妃に紛れてひっそり暮らせば、自分の時間を全部趣味に使えるはず!そう思い首尾良く後宮に潜り込むことに成功はしたけれど…!?雑誌Cobaltで圧倒的読者支持をうけた作品がついに文庫化。

感想・レビュー・書評

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  • 恋愛にまだ興味がない天然主人公が
    趣味に生きるために自ら後宮入りする
    花嫁ものの出だし一冊によくある主人公と相手役の出会いな巻
    天然主人公を周囲が程よくめでるコメディとして塩梅良くまとまっている

  • 他のシリーズが面白かったのでこちらも読み始めました。こちらも軽いノリで読めるラブコメで楽しめました。このノリなら波乱とか切なさとかとは無縁なのかな?でも14巻まであるようですし、どんなパターンで攻めて来るのか期待します。

  • どんどんくだらない方へ話が進むので、気分転換に笑って読めて良い。

  • 趣味に生きるため、後宮入りする自由奔放な主人公と、残念なイケメン陛下のコンビが最高でした。
    花蓮の、意地悪言われてもトキメキに、事件が起きてもトキメキに変換しちゃう性格がとても羨ましい。
    彼女の妄想爆発ぶりが楽しめました。

  • 2巻まで読了。
    陛下が最初はかっこよかったのに、だんだん残念なイケメンに。もはやイケメンであることもどうでもいい残念さ。(笑)
    陛下のファンである官吏たちの反応がすごく好き。
    花蓮の突っ走った妄想も楽しい!
    真奏と一緒にいるとなお楽しい!
    個人的には、皇后さまのところの関係をもっと詳しく!と言いたい。すっごい気になる。

  • 少女小説の王道ではありませんが、少女小説読みの望みを全て叶えてくれるお話です。
    家事しなくていいし、好き放題した上の帝の寵姫って、たまころがしにもほどがある!

  • 豪商の娘の花蓮は持ちかけられる縁談に辟易していました。
    本を読んだり芝居見物したり自分の好きなことをして一生を過ごすには、と花蓮が出した結論は後宮に入ること。賄賂を贈らない限り下層の姫君なら陛下のお手がつくことはないと思ったのでした。そして、後宮にあがった花蓮は思いがけず事件に首をつっこむことになるのでした。

    花蓮はジャパネスクの瑠璃姫のようです(笑)。
    思惑とは違った展開に花蓮はどうするのか、次巻以降が楽しみです。

  • 豪商の娘、花蓮は「結婚しないで趣味に生きる」ために、後宮へあがることを決意。希望通り精力的に趣味にいそしむが、王の命が狙われていることを知り……。評判通り面白かった!そして花蓮のトンデモ、妄想っぷりが楽しい。そして、その割には現実と妄想をきっぱりとわけて考えるところは、現実の腐女子っぽいかも(笑)。

  • 後宮をちょっとひねった設定にして進められる物語。
    その物語も王道でありつつ、ちょっとひねられていて、面白いです。

  • これは漫画化された2冊分の一冊。
    主人公花蓮の男に対する行動言動の粗さに笑える、これぞ少女小説の王道という作品。
    活発な花蓮の解決に結び付けるはずなのに、最後は完全に負けているところがかわいいです。

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