贅沢な身の上 ときめきは海を越えて! (贅沢な身の上シリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (2011年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086015578
作品紹介・あらすじ
三食昼寝付きの生活に惹かれて後宮入りした少女・花蓮。ところが、ひょんなことから皇帝・天綸に気に入られてしまった。迫ってくる天綸をかわしつつ趣味に邁進する花蓮だったが、天綸と街を散策中に厄介事に巻き込まれている留学生・真奏を助けることに。身に覚えのない後宮の絵図面を持っていたことで警吏に追われていたという。花蓮は持ち前の妄想力で真相を解明しようとするけれど。
感想・レビュー・書評
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一切シリアスな場面がないこてこてコメディ
ここまで割り切るとキャラクタまで歪んですごい
天真爛漫天衣無縫のアホ口とかそういうレベルじゃないもっとすごい域に達している
中身には関係ないがイラストが多いのになぜか感心詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
我鳥さん、凄く小説上手いなぁと。テンポが良くてすいすいと読んでしまいました。
典琅のヘタレっぷりも、今回は真奏と花蓮の変体っぷりには勝てず、久しぶりに声を出して笑いました。
この作品やばいなと。最終巻まで読もうと決意です! -
1巻を読んでから間が開いてしまったけれど、日常多忙すぎて心身ともに疲れた身にとっては、これくらい100%コメディな世界は疲れなくてありがたいです。花蓮ちゃん、この調子でどんどん陛下を尻に敷いて突き進んでってくださいな。
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シリーズ2巻
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もっと後世っぽい文化の流入等のアレンジはあるけれど、だいたいベースとしては唐代がモデルなのだろうと思うけど思っても「そういう作品」じゃないので深く考えてはいけない。のだけれど、架空のファンタジー世界よりももう少し現実に近づけた方が面白かったのではないかしらと少しだけ思いつつ。
あと、すごく評価が分かれるところだと思うんだけど、やっぱり私もヒロインが好きになれず…人当たりはいいけどやってることは自己中で傲慢、なんだよなあ…たまにフォローのように他者視点で「でも華蓮は欠点を差し引いて余りあるこういう良いところがあるからやっぱり嫌いになれない!」という説明文が挟み込まれてくるんだけど、ならどうしてそれをストーリー内で理解できるように読者に提示しないのか。
ちゃんと力のある作家さんもいることもわかっているので「まあラノベだから」という理由ではあまり片付けたくないんだけどなあ… -
この中華風の世界でラノベのような読み物がはやりだしたところに笑ってしまった。
やはり、お約束なところを読者の期待にたがわず応えてくれるところがおもしろいのか。 -
うーん…2巻目にして既に花蓮のときめき妄想ぶりに飽きて来た感が…^^;
いくら『寸止我愛協会』に身を捧げているとはいえ、後宮の主である皇帝に対してあの態度は如何なものかとw
もうちょっとデレが無いと陛下が可哀想(T_T)
というか、読む側としても、ときめきを求めているので、コメディ要素よりもデレ(ラブ)要素を徐々に上げて行って貰わないと、展開的に食べ飽きしそう…(-"-;)
まさか本当に20巻まで引っ張る気じゃない…よね? -
陛下の求愛も歯牙にかけず、相変わらず趣味に妄想に生きる花蓮の気持ちよいこと!!
私の理想の生活がぎゅっと押し込められています。
私も後宮で、趣味に生きたい。 -
気持ちはわかる。
私だってできるならこういう生活がしたい(笑)