姫君の妖事件簿 愛別の歌をもう一度 裏検非違使庁物語 (姫君の妖事件簿シリーズ) (コバルト文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086016094

作品紹介・あらすじ

大貴族の娘として姫君修業に励みつつ、妖を取り締まる裏検非違使としての任務もこなす椿木。幼き日に起きたある儀式についての記憶を取り戻したことで、さまざまな不安はあるが、愛する瑞季と信頼できる仲間に支えられ、二足の草鞋を履く生活に精を出していた。そんなある日、藤原家から「澪姫に憑いた妖を祓ってほしい」という内密の依頼を受ける。しかし、澪が瑞季のお妃候補だと知って…。

感想・レビュー・書評

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  • 瑞季皇子のお妃候補だという、藤原家の姫、澪姫が登場。
    容姿、教養ともに非の打ち所が無い澪と自分を比べて、どんどん自信を喪失する椿木。
    相変わらず裏で糸を引く薄氷や、新たに登場する榊原真弓などの思惑が、複雑にからまって、瑞季と椿木を危機におとしいれる。
    このままでは、結ばれることのできない二人がどうなるのか、榊原家が、新たな障害となりそうで、ますますはらはらしてしまいそうです。

  • 特に妖事件簿という内容ではなくなってきてますが、澪姫の姫君らしさに瑞季にふさわしくないと思い悩む椿木や、そんな椿木に心を寄せる瑞季の気持ちとか、ちょっと切ない感じになってました。

    薄氷の件はこの件で解決した感じですが、最後に出て来た真弓とドクロが気になります。

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