- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086016223
作品紹介・あらすじ
英国に上陸したリディアたちは、プリンスの手先に襲撃された。さらに体調を崩したリディアの身を案じて、エドガーはある老姉妹の屋敷に身を寄せることに。老姉妹に、生き別れの甥と勘違いされて歓待されるエドガー。屋敷に滞在していた男爵令嬢とエドガーが親しくするのを見て、リディアは複雑な気持ちになるが…。そんな時、体調が悪いのは妊娠したからではないかとケリーに指摘されて。
感想・レビュー・書評
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つらいー
もーつらい
エドガーに泣く
かえって少年のままだから、すなおに信じられたのでは
青年のエドガーなら諦めていたきがするぞ
赤ちゃんいるのかなあー
プロポーズもどうなることなのか
テランは早いな
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エドガー、それはやったらあかんやつよ、と誰もが思ったであろう男爵令嬢の口説き。
リディアの身辺が急に慌ただしくなり、彼女もエドガーを守るだけに専念できなくなってきたこの巻。これまたファミリーとして、伯爵家のみんなが互いに互いを守ろうと尽力する姿が清々しいです。
谷さんの描くヒロインは、男性を必要としないと公言するほどマスキュリンではないけれど、だからといって、王子様に守られることを待ち望んでばかりのか弱い女の子でもない。芯の強さに、エドガーは惹かれるんでしょう。だからこそ、そんなリディアが泣き崩れる瞬間は、読んでいてとても辛いです。
ニコのブラッシングのお話が、清涼剤のよう。ニコって罪作りですね。 -
【伯爵と妖精29作目】
エドガーの記憶、どうなるんだろ?
記憶を無くしてもリディアにプロポーズするなんて素敵だけど今の状態だとリディアは辛いだろうな。
フランシスがどうなってしまうかも気になる。 -
記憶を失くしたところで、心まで失ってはいないワケで。
リディアを想うエドガーの愛は本物なんだなぁ、と実感する巻。
(相変わらず校正モレがあって、若干萎んじゃいますね)
あと残り2冊で、エドリディの長い永い旅は終わるんだよなぁ。
どんなふうにこの物語は終着するのだろう。
谷さん、ちゃんとハッピーエンドにしてくださいね~っ! -
サラッと残酷なこのシリーズ(笑)伏線貼られすぎてとっ散らかってます。
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クライマックス間近。
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記憶をなくしたエドガーにどうしても本当の事を言うわけにはいかない。そのジレンマに苦しむリディア。
一人で耐えるリディアが健気で、せつなくて。
しかし、屈託のなくなったエドガーって、いつもよりキラッキラしているような。挿絵も含めて。
プリンスを封じたといっても、全然事態は好転しないし、記憶喪失のエドガーにはあんまり頼れないし、これから大丈夫なのかしら? -
相変わらずのタラシっぷりだが、記憶を失っても、ちゃんとリディアに惹かれて行くエドガーが可愛い^^
組織がリディアを狙ったり、フランシスが捕まったり、状況は一向に良い方向へ向かわないのだが、最終章も長引く予感?
それにしても、女王陛下の登場には、かなり驚かされた!