記憶泥棒 さよなら愛しいひと (記憶泥棒シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 30
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086016377

作品紹介・あらすじ

魔物に記憶を奪われた王子アドリアンと、再び恋人になれた女騎士リュドミカ。身分違いの許されない恋-それでもいいと思っていたのに、王子が他国の姫と婚約していたことが判明する。つらい気持ちで彼に別れを告げたのだが、白鷹隊としての任務で、王子が記憶を奪われた森へ同行することに。せめて、恋人だったときの記憶を取り戻してほしいと願うリュドミカが遭遇した"魔物"とは…。

感想・レビュー・書評

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  • 2巻で完結なのかな。前作の方が好きかも。

    さよならってタイトルがどうなるものかと
    思ったけど
    優しいマガーのことだったね。少し切ない話だけど。


    相変わらず ひねくれたネヴィルのキャラがなんだか好きだなぁ。
    リュドミカとアドリアン
    覚悟が決まったね。
    よかった。

  • 2巻目。いきなり別れのシーンから始まったので、どういうこと?って思ったら、アドリアンが記憶をなくす前に留学先の大国ブランシェ帝国の王女様と仲良くなってて、婚約していたとのこと。

    なんとなく、アドリアンは特に意識してないのに、王女様の方が一方的に熱をあげて、大国の権威にものを言わせて婚約にこぎつけたってところかなぁって思いましたけど、平民リュドミカは身を引くことにし、王子も了承。お互い好き合ってるのに、切ない展開です。

    でも別れても普段の生活は一緒っていうのは、どうにもならないですよねー。嫌いで別れても結構つらい状況なのに、お互い好き同士ってのも、忘れることができなくてつらいと思います。紅一点のリュドミカの周りの男どもに嫉妬してるアドリアンがなんとも言えずニヤニヤしちゃいますけど。

    いったんは身をひくことにしたのに、川に流されてリュドミカと一夜を過ごしたアドリアンは、リュドミカを王妃にすると決意。男らしいです。
    ネヴィルを半ば脅迫しての決意でしたけど、次巻は王女様がやってきて、また波乱づくしの予感がします。

    予想としては、最初はアドリアンの周りにいるリュドミカに敵対心を燃やすけど、二人の絆からアドリアンを諦めて、王を取りなすとかかなぁ。
    楽しみです。

  • 今回はいきなり二人の別れのシーンから始まってどうなることかと思いましたが、王子の決意のためには必要なプロセスでもあったのだろうと納得。安定して面白く読めました。待つ次巻。

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