- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086016797
作品紹介・あらすじ
魔女が保護されているトッカムの街。ここでは、魔女は、魔女協会発行の許可証がなければ、恋愛することもできない-。魔法店を営む新米魔女ルーチェは、雨の夜に記憶喪失の青年を拾った。ライルと名乗った青年は、変装姿でいかにも訳あり。翌日には名前も忘れてしまっていたが、驚くほどの美青年!しばらく一緒に過ごすことになった2人だけど、ある日ライルがルーチェにキスをして…。
感想・レビュー・書評
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お付き合いするにも許可証がいる魔女,であるドジな新米魔女のお話.
榎木ワールドの香りがふんだんにしています(笑
石占の娘ににた雰囲気の女の子が主人公で,お相手役が王子様属性…こちらは榎木さん作品では今まで見たことないかも?な愛嬌のある男の子です.詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ひさしぶりに榎木洋子先生の作品を読みました。
イラストがカスカベアキラさんだったのもありまして。
おもしろかったですー(*≧▽≦)
新米魔女ルーチェと記憶喪失の青年ライルのやり取りに、思わずニマニマ(・∀・)ニヨニヨしてしまいました。
しかも魔女とお付き合いするには求婚許可証というのが必要で。
それを持たずにキスとかしちゃうと大小様々な呪いを(男の方が)受けるとか。
しかもその呪いというのが「小さな不幸の連続」で。
いや、そんなに小さくはないかw
本人にとっては散々かww
ライルだったからこそ「小さな不幸」「ツイていない」程度ですんだのかな?
互いにひとめ惚れしたルーチェとライル。
そんな二人に美貌の踊り子モイラが間に入ってきて、事態はややこしくなって。
もうハラハラドキドキしました。
それにしてもライルがww
最初の方はちょっとしたイケメンだったのに、段々ついつい「ライルくん」と呼びたくなるような、そんな感じにww
仲間にあれこれ言われたり同情されたりとw
仲がいいんだろうなあ、きっと。
あと書き下ろしショートストーリーもおもしろかったですー(*´▽`)
冷や汗たらたらなライルがww
やっぱり「くん」づけしちゃうなあ。
と、ライルのことしかあんまり語ってないし(苦笑)
新米魔女のルーチェも、男装の令嬢も三魔女もすてきな人たちばかりでした。
たまにはこういうお話もいいですね。 -
かわいい!
暮らしぶりの描写がよくされているので、世界観に入り込めました。
魔女の設定や、いろんな魔法なんかも。
異世界ものは、これくらい書き込みたい、という参考になるー!
さらりと読める一作ものなので、長編よ参考にもしたいです。 -
1冊読み切りのお話です。
久々に可愛らしい少女小説を読ませて頂きました!
とっても面白かったです♪(*^^*) -
久し振りに榎木さんの本読んだ。タイトル的にかなりイチャコラしてるのかと思ったら、ライルが序盤で呪われちゃったので、そうでもなかったね。あと、ルーチェの初恋のくだり、お約束パターンですけど、これだとライルとの偶然の出合いとか、記憶喪失設定が各々中途半端な感じで、どれかいっこ余分なような…?コメディな雰囲気とライルのキャラは良かったので、いっそ初恋の話は無くても良かったような気がしないでもなかった。ライルの押しだけでルーチェを落として欲しかったかな~。