贅沢な身の上 ときめきは空に煌めく星の如く! (贅沢な身の上シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 68
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086017282

作品紹介・あらすじ

庶子であった天綸の実母の正体が、花蓮の活躍(?)で判明。天綸の母は、帝都を賑わせたトップ煌星的女子(アイドル)だった! その縁から、残念皇帝陛下、今度は煌星的男子(アイドル)デビュー!? 中華風コメディ!

感想・レビュー・書評

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  • 陛下が残念なのは、遺伝なのか!?(笑)なんとアイドル編ですわよ。やー、このアホアホな展開。楽しいわ……楽しいわ……。今回は、陛下がちょっとおいしい目をみているけれど、残念さの方が上回っていてぐー。何も考えずに楽しめる話って貴重です。

  • 残念陛下の残念気質は遺伝だったことが確定!
    陛下の出生のいきさつが判明したり、アイドル解散のゴタゴタに巻き込まれたり、盛りだくさんで満足な内容だった。
    新しい登場人物も増え、陛下のアイドルデビューまであるのかと期待させる盛り盛り(!)の展開。

  • 出だし好調。ドタバタラブコメな話。

    妄想好き、趣味多彩で何だかんだで一人が
    好きな主人公。
    一人が好きって事は友達キャラは、
    出てこないのかな。

    ほとんどの人が、すでに、彼女を
    気に入ってしまってるけど、ライバル的な
    展開に、もっていけるのかしら??

    そして、皇帝が、もっとしっかり
    してくれないと、惚れられないんじゃない!?

  • 今回のトキメキネタは『煌星的男子』(アイドル)!
    天綸の出生の秘密が明かされて、息子をアイドルにしたかった、薄幸の天綸の母のお話が、複数の人物の視点で語られます。
    涙ながらに読みたいところでも、笑いを取りにくる作者の根性に感服

    アイドルね…天綸と唯翔、再びに期待。初登場のザウィーシュはどうなるかしら。続刊楽しみ。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2930.html

  • 伏線を綺麗に回収するお約束具合が、水戸黄門並に安心して読める。

  • 13年6月刊。
    贅沢ももう8巻目だって。短編を入れると9冊目。それを丸二年でって、かなりのハイペース。すごいなぁ!

    陛下があわやアイドルデビューか?と見せかけて、実は仙人さんのほうがデビュー近そうだけどw

    それにしても陛下の出生の秘密がこんなに早く明かされると思わなかった……って8巻目ならそんなものか?

    しかし宗室の歴史……先代や先々代の皇帝やそのまわりについて明らかになり、大河ドラマの様相を呈してきたというのに、コメディだから軽く読ませるのはさすが。おコメの神様、完全に降りてるわ。

    我鳥先生は、文の語り口そのものがだんだん面白くなってきていて、すごいと思う。

  • 前巻に引き続いての宗室残念男子物語(陛下父編)と煌星的男子解散スクープに当たり前のように花蓮が巻き込まれる、シリーズ九巻目。陛下の両親は悲恋的エピソードでしたけど、陛下に至っては残念力で花蓮を押し切って幸せになるエンディングしか想像できないので、そこを生暖かく見守るスタンスを貫こうと、一層の決意を新たに致しましたが。むしろ鳴鳴に立った、宰相の嫁フラグとやんちゃ坊主玉毅の初恋フラグの行く末に興味津々ですよ。何気に宰相母が鳴鳴の裏設定匂わせてたり(ワシもそう思ってた!)サイドキャラとしてはやっぱりここが一番気になってますよ!
    それにしても、この中華風ファンタジー設定で、蛇要的コンサートシーンの描写を敢行した作者、勇気ありすぎ。

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