リリー骨董店の白雪姫 海の底のエメラルド・プリンセス (コバルト文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086017510

作品紹介・あらすじ

リリー骨董店に、新たな宝石が持ち込まれた。ジェレミーが異母兄のバートから預かったというエメラルドの指輪だ。クレアはレディ・アン・ジュエルと同じ気配を感じ、呪いのジュエリーの疑いを持つが!?

感想・レビュー・書評

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  • 嘘つきなレディの時から、いいところもわるいところも
    変わっていない印象が強い。

    ならば、嘘つきなレディを続編としても良かったのではないかな?

    けして悪くはないのだけど、
    続きを続きをと思えるほどのわくわくさが
    足りないように思う。

  • ジェレミーに対するクレアの淡い恋心(本人はまだ恋と自覚していない)に、読んでいるこちらまできゅんとする。自分が笑うと相手も同じように笑ってくれて、それが嬉しい……大好きなひとのことを思い出して、泣けてくる。

    年甲斐もない、と言われれば身もふたもありませんけどね!
    と言っている間に、その恋心を自覚してしまうクレア。自身(というより家に)降りかかった呪いを考えると今現在、それは決して幸福な未来ではなくて。
    見ていて辛いです。

    さて、次でいよいよ最終巻かー。
    物語のボリューム的にはちょうどいい気がします。

  • 両方と物お兄様がそろいもそろってツンデレで。
    そしてちょっと抜けている。
    次でジュエルのおまじないは解けるのか。楽しみです

  • 今回のジュエリーはエメラルド。

    ジェレミーの異母兄バートがきっかけとなって、またまた陰謀に巻き込まれてゆく面々。

    ちょっとバートが回りくどいんじゃないかとか、身分を明かしたのがとってつけた感があるとか、まあいろいろ思うところはあるが、謎解きの過程は筋が通っていたし、そこらへんはおもしろかったので全体的にはよかったと思う。

  • お兄ちゃん2人とも不器用ですね。女性キャラもいっぱい登場してくれたので、楽しかったです。次が最終巻のようなので読むのが楽しみ。
    http://lettura.blog86.fc2.com/blog-entry-350.html

  • ジェレミーの兄バードとの関係を軸に、エメラルドのジュエルの謎を解きます。
    次が完結巻のためか、『レディ・アン・ジュエル』の謎や秘密結社のことがラストで明らかになり、かなり駆け足な印象もありますが、呪いに怯えるクレアと、そんな彼女の心の壁を難なく乗り越えるジェレミーとのラブは、切なくていい感じにキュンです。

    ジェレミーは、水に濡れたリリーに萌えだったようだが、
    読者は、水もしたたるいい男に萌えだったナ。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3284.html

  • 第2巻を読破。

    第1巻を読んで、シリーズ化になるといいなあと思っていました。

    新作総選挙のときに私も投票すればよかったんだけど、積ん読状態攻略に取り掛かっていて間に合わず…。

    無事、シリーズ化になって本当にうれしいです!

    さて、今回のゲストジュエリーはエメラルド。

    ジェレミーの異母兄・バートがジェレミーに「処分しろ」と言ってきたことから事件は始まって。

    ジェレミーとバートはあまり仲がよろしくないようで。

    第一印象が互いに悪かったみたいだしなー。

    死んだ弟に代わって引き取られてきたようなものだし。

    貴族と庶民じゃ、価値観だって違うだろうし。

    でもジェレミーは嫌いってわけじゃなく、バートが苦手と言っていて。

    ここでクレアがすてきな言葉を言うのですが、なるほどな……って思いました。

    なんていうか、思いあたる節があるなあ、って。

    クレアって不思議な子。

    不思議ちゃんじゃなくて、すごく……うん、不思議な子。

    繊細で強くて、思いがけない行動を取ったり。

    不思議といえばオーガストか。なんて頭のいいリスなんだww

    ほんと、かわいいですww

    ジェレミーのことはどう思ってるのかな?

    やっぱりただナッツをくれる人?ww

    「エメラルド・プリンセス」の呪いを解こうとしていくうちに、バートになにやら秘密めいたことが。

    まさか彼があそこの元リーダーだったとは。

    なんというつながりでしょうか。

    発足人の子孫が彼女の子孫と知り合い、恋に落ちる。

    というわけか。

    今回はびっくりな回でしたね。

    ロビンもなにやら怪しいし。

    あ、でも新しいキャラが登場しましたね。

    ベアトリス嬢。

    これからどんなふうに関わってくるのでしょうか。

    どきどきわくわくです。

    それにしてもセディ兄様がほんとに…(*´д`)

    たまりません。

    ツンデレ男子おいしいですmgmg

    なんだかんだ言いつつ、クレアのこと心配していて。

    いいお兄ちゃん

    このシリーズのお兄ちゃんたちはほんとにいいお兄ちゃんたちですね。

    弟や妹のことをすごく心配していながら、それを認めようとはしないww

    ツンデレか?

    ツンデレですねwww

    さて、今回のラストでレディ・アン・ジュエルに関する新事実も判明して。

    次も楽しみ(*´ω`)

    セディ兄様の事情とかも気になるし(寄宿学校でケンカ、だっけ?)、あの4姉妹も楽しげでまた会いたいですねwww

    巻末の、宵マチさんのあとがきがすごい私得で(*´д`)

    セディ兄様いいですよねー、ってゴロゴロ悶えております。

  • 【2】やたらとあっちもこっちも兄弟愛(姉妹含む)が目立つ物語になってますねー。ツンデレは見ていて微笑ましいですけど、執着になってしまっているロビンは怖いですね。姦し4姉妹は賑やかで、大人しいクレアに対してバランス取れてます。何かやらかしてくれないかしら?

  • やっぱりクレアがかわいい( ´ ▽ ` )ノ
    今回は自覚編+ライトさんとこの兄弟愛でしたね。
    兄、よいなぁ。
    クレアとジェレミー早くくっつかないかなぁvじれったいのも面白いけど。

    あと、イラスト担当さんのセディ兄さま愛に吹いた。

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著者プロフィール

三重県出身。同志社大学文学部卒。雑誌「Cobalt」短編新人賞に入選の後、2012年度ロマン大賞受賞。主な著書に『下鴨アンティーク』『契約結婚始めました』「後宮の烏」シリーズ(集英社オレンジ文庫)『三日月邸花図鑑』『九重家献立暦』(講談社タイガ)などがある。

「2023年 『海神の娘』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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