朱華姫の御召人 かくて恋しき、花咲ける巫女 (コバルト文庫 し 17-6)

著者 :
  • 集英社
3.75
  • (4)
  • (11)
  • (8)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 66
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086018272

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 甘さはそのままに、綺麗に纏まって終わったかな。
    神とか、権力者の後継問題等あったわりには小さく纏まっちゃったかなとも思いますが、メインカップルが可愛らしいので満足。

  • 2巻。これで最後ってのは早いように思います。

    蛍の出生の秘密も明らかにされて、柊の中にいる穢れの正体も明らかになって、両方がからんでいるのが、過去の内乱になるんですね。それにしても、どんなふうに柊の中に入ったのかが気になります。

    あと、神様2人がいやにあっさり仲直りしちゃいましたけど、あんなにあっさりだと、これまでの柊が不憫に思えてきました。もっと早くなんとかなればよかったのに・・・。

    3年経ったら朱華姫を退任して、皇子様のどっちかと結婚で・・・てところで終わりましたけど、折角なんでちゃんとその3年後の話も読みたかったです。残念。

  • 柊の甘やかしは楽しかったのだが、せっかく”彼女の自立を応援する”というテーマを前半立てたのに、後半、蛍の活躍がいまいちぱっとしないと感じてしまったのが惜しかった。
    でも、読後の印象は上手くまとまって、良いです。

  • 内容も終わり方も悪くないが、
    禍が起こる…の部分が、薄い。

    過去部分を大きくしてしまうと、
    母親世代が、主軸になりすぎるのかも
    しれないが、もう一歩踏み込んでくれないと
    弱すぎる気がしてしまう。

    帝さん、もうちょっと頑張れよ。

著者プロフィール

三重県出身。同志社大学文学部卒。雑誌「Cobalt」短編新人賞に入選の後、2012年度ロマン大賞受賞。主な著書に『下鴨アンティーク』『契約結婚始めました』「後宮の烏」シリーズ(集英社オレンジ文庫)『三日月邸花図鑑』『九重家献立暦』(講談社タイガ)などがある。

「2023年 『海神の娘』 で使われていた紹介文から引用しています。」

白川紺子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×