おしどり夫婦の愛は王宮を救…う? 公爵夫人は銀灯師 (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 106
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086018944

作品紹介・あらすじ

国王の娘として生まれるが、ある事情から王宮を追放されたミレナ。17歳の今は若き公爵の妻となり幸せに暮らすが、ある日王宮から使いが。稀代の銀灯師となったミレナに、解決してほしい事件があるらしく!?

感想・レビュー・書評

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  • イチャイチャシーン多めだけど周りの人達同様、読者も置いてけぼり感が少しあったかも。主人公が無口な性格で、かつ葛藤を乗り越えた後の姿なので。赤毛の子が主人公でも面白かったかな。

  • 気に入っている作家さんなのだが、期待したぶん物足りなかった。
    イチャラブ夫婦が魔物退治という展開のミステリーっぽい雰囲気のお話。
    隙を見てはお互いを褒めあってイチャイチャしているのだが(もちろん清く正しい乙女ノベルレベル)二人についての背景があまり描かれないので、消化不良に感じる。
    夫婦の醸し出す雰囲気は好みなので、続刊があれば、読みたいかも。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5127.html

  • 主人公が既に相思相愛のご夫婦で恋愛的なイベントがほぼ皆無のため胸キュンみたいなのはありませんが、ある意味安心して読めます(笑)
    個人的に気になるのは国王陛下と某少女のその後ですね!!←
    作中では不足気味だった恋愛イベントてんこ盛りになりそうなシュチュで終わるとか生殺し…。作家さま、書いてくれないかなぁ…(願望)

  • 国王の娘なのに強大な魔力を持つため王宮を追放されたミレナ。育ての親と銀灯師の師から愛され美しく成長した彼女は若き公爵ヴィートの妻となった。そんなミレナの元に国王から銀灯師として王宮を助けて欲しいと知らせが届く。ミレナは彼女のことを溺愛する夫ヴィートと共に危機に晒された王宮を再び訪れることになるが…。

    ミレナが銀灯師として力を使うシーンの描写が綺麗でした。あと凪さんのイラストも綺麗。愛妻家ヴィートとの周囲を鑑みないイチャつきっぷりにあてられた(笑)陰謀あり対決ありラブラブありでサクサクと読めました。ただミレナとヴィートはすでに夫婦でラブラブなので、すれ違いとか切なさとか胸がキュンキュンするといった恋愛的な展開はちょっと少なめでした。始終イチャイチャはしてましたがww

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著者プロフィール

三重県出身。同志社大学文学部卒。雑誌「Cobalt」短編新人賞に入選の後、2012年度ロマン大賞受賞。主な著書に『下鴨アンティーク』『契約結婚始めました』「後宮の烏」シリーズ(集英社オレンジ文庫)『三日月邸花図鑑』『九重家献立暦』(講談社タイガ)などがある。

「2023年 『海神の娘』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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