- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086080088
作品紹介・あらすじ
辺境の村に一人で暮らす樹木医のレナーテ。手紙を交わしている天才博物学者のメルに淡い憧れを抱いているが、会ったことはない。ある日、彼女を捨てた貴族の父から政略結婚に利用されかけるが……。
感想・レビュー・書評
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貴族の庶子である主人公は、魔女の特徴を持った少女。
突如政略結婚のために子爵のもとに連れてこられ
あわやという所で、助けられた。
これは世の中で言うヤンデレでは? というヒーロー。
完璧に、軸が主人公ですが、その主人公も
ネガティブ思考なので、割と受け入れてます。
いや、そもそも政略結婚予定だった相手も…。
とか思っていたら、基本全員男性陣は病んでいる気が。
題名に『童話』がついているせいか、出てきたお付きは
お菓子の家の兄妹の名前。
性別は、どっちも女、になっていますが。
嘘は言わない精霊達ですが、引っかき回すのが好きらしく
誤解しかねない発言ばかり。
傘、と言われれば雨を思い出す程度には
そう思ってしまいますが、どうでしょう?w
とりあえず、砂糖ざらざら、なのは間違いないです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自信のない主人公が愛されて変わっていくお話が読みたかったので、それっぽいものを選びました。
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糖度はあるし読みやすいのですが、ちょっと硬い文章と、頑なな主人公とがあいまって柔らかさに欠ける感じ。
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コバルトには珍しくエロい感じでした(笑)微エロという感じですがww天然で植物学者のヒロインと静かに病んでて愛が重すぎる王子との新婚イチャラブ話。妖精たちも個性的でキャラクターは魅力的でした。双子の兄王太子や王との確執はあまり描かれてなかったのでそのあたりは若干消化不良。イラストは綺麗だった。
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コバルトにしては、そして長尾先生にしては、やや大人向けなシーンが入っていた為、繊細なイラストと相まって、一瞬別の著者の先生かと思いました。
毛長種の猫妖精も別の先生の印象が強いから。
とはいえ、主人公を甘やかす旦那が病んでる。がっつり病んでる。
主人公が天然で、男性の方が些かクセ(もしくは、アク)が強いところは、しっかり長尾先生だなぁと思いながら、楽しませていただきました。 -
もう半歩踏み入れたらコバルトでなくなっちゃうような際どさwwもっとやれ~。二人とも理屈っぽいが結局はイチャイチャ甘々のバカップルなので、生い立ちとか外見で虐げられてる悲壮感は微塵もない。その点ストレスは無いけれど、兄王太子と国王と父子爵に天罰が無いのがモヤモヤ。