多恵子ガール (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
3.76
  • (33)
  • (26)
  • (53)
  • (1)
  • (2)
本棚登録 : 271
感想 : 22
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086107198

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • なぎさボーイを読んだらこっちも読まなくてはっと読みました。
    多恵子視点。年齢的にもヒットしていたので、思いっきり多恵子視点で考えていました。女の子はいろいろ考えているんだーっと、なぎさ氏に読ませてやりたかったですよ。

  • 感想
    自分たち以外なにも見えていない。そんな一瞬を駆け抜ける。実はもっと輝くものが転がっている。そこに手を伸ばすには縛りがあまりに多い。

  • 再読です。あまずっぱいですね。っていうか、なぎさちゃんって実はダメンズなんじゃ?っていう疑惑に取り憑かれてしまいました。

  • 手放し本。
    高校生の頃初読。カバーイラストが渡辺多恵子で楽しみに読んだが、キャラクターが全員なんだか苦手で、社会人になってから再読したら最後まで読めなかった。

  • 青春の悩みですよ、忘れて久しいよなぁ、と遠い目。
    「お菓子な片思い」を読んだ時のように初恋の苦しさを味わえる…、そして、あ、味わった事ねかったな、と思い出すのでした。
    槇さんには、なぎさくん以外でもいいかな、という人に巡り合ってほしいです。

  • 特別な人と好きな人ってなんだよ。

    なぎさ少年、君がそんなバカらしいことを言うとは。
    語弊を恐れずに言うなら、なんで男の子って馬鹿なの?それが通るわけねーだろ、って言い訳を真面目に言うよね。
    自身の心を真っ直ぐに見つめた結果だかなんだか知らないが、そんなの何の価値も無いから。

    といいつつ、なぎさ少年の事をさらに好きになる多恵子の気持ちもわかるわけです。

  • 何度読んでも、泣くんですよね~。

    これ絶版になってないのかしら?
    たえこちゃんと、渚君の瑞々しい恋愛がまぶしいです。
    読むと10代にタイムスリップできちゃう
    貴重な一冊でーす。

    渚ボーイと合わせてどうぞ

  •  なぎさボーイも読み終えての感想。
     なぎさボーイ、多恵子ガールというのは、2人のカップルのそれぞれの視点からみた、中学生~高校生時代の恋愛模様。

     男も女もどうでもいいところで悩んでるな。実は互いのことじゃなくて自分一番大事だね!としみじみ。自分も学生時代はそうだった。

     作家は大人になってから、子供特有の「視野が狭く感情に流される視点」をどうやって思い出すんだろう? 不思議。

  • 『なぎさボーイ』の姉妹編、多恵子の視点で書かれています。
    こちらも『なぎさボーイ』同様にオススメです。

  • (メモ:高等部1年のときに読了。)

全22件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

氷室冴子(ひむろ・さえこ)
1957年、北海道岩見沢市生まれ。 1977年、「さようならアルルカン」で第10回小説ジュニア青春小説新人賞佳作を受賞し、デビュー。集英社コバルト文庫で人気を博した『クララ白書』『ざ・ちぇんじ!』『なんて素敵にジャパネスク』『銀の海 金の大地』シリーズや、『レディ・アンをさがして』『いもうと物語』、1993年にスタジオジブリによってアニメ化された『海がきこえる』など多数の小説作品がある。ほか、エッセイに『冴子の東京物語』『冴子の母娘草』『ホンの幸せ』など。 2008年、逝去。

「2021年 『新版 いっぱしの女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

氷室冴子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×