ナイト・フォーク(ブラック・キャット2) (集英社文庫―コバルト・シリーズ)

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  • 集英社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086107778

感想・レビュー・書評

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  • 懐かしさで再読
    初版1985年って昭和60年か!
    色々時代を感じる TV局が王様ぽく好き放題できた時代で個人情報保護もゆるゆるだったよなぁ 春美ちゃんの怪我の状況をTVに漏らしたのは病院?看護師の噂話を患者当人に聞かれるなんてこの病院には行きたくないな
    確かノンSFのシリーズと思ってたのにサイコキネシス出てきた 読んだの昔過ぎてすっかり忘れてた

  • ブラックキャットシリーズ。
    ひろふみがちょっと苦手。

  • 走れない泥棒、不器用なすり、人を撃てない殺し屋が集まった三重苦の窃盗団・ブラックキャットが狙ったものは、中学生の超能力だった――?

    新井素子の文体は今も昔も相変わらずふわふわで、慣れれば楽しいが慣れるまで時間がかかる人もあるかもしれません。笑いながら読める一冊。

  • 前作よりドタバタコメディを素直に楽しめました。中学生たちへの千秋とキャットの接し方がすごく優しくて好感が持てました!前作はあわないかと思ったけど今回は良かった!

  • ○感想

     祝、購入!!
     なぜ山崎くんの足が折れたのか、というあたりが本当に「人を呪わば…」で目を丸くしました。
     秋野さん素敵です。

  • 既読本

  •  ブラックキャットシリーズ第2弾。
     今度盗むものは「盗めるとは思わないもの、盗んでもしょうがないもの」である。

     大人になってから読み返すと、警察の扱いとか「いやそれはないだろ」と突っ込みたくなるし、ちょっとごまかしが目に付くんだけど(大人になったら分かるよ的な言い回しのところなど)充分面白い。
     こういうものを読むとリアリティと面白さが比例するわけじゃないよなぁって思う。作り事としての面白さ。

     しかしまぁテレビが情報発信のメッカなんだよなぁ。この時代。
    (今の時代も実はそうなんだと思うんだけどね)

  • きっと本気で超能力に詳しい人は、色々と意見があるだろうな、という感じの話。
    とりあえず、私はあの刑事にイライラする。
    嫌いじゃないんだけど、イライラする。

  • 「ブラック・キャット」シリーズ第2弾。副題が「ナイト・フォーク」という粋なネーミングで好き(笑)。このシリーズはチェスがキーワードで行くんだね…と面白く感じました。実際に駒をさわったのはずっとずっとあとです。

    「ナイト・フォーク」というとおり、ターゲットはナイト(将棋の桂馬)の動きになぞらえ、メインとサブがあります。何がメインで何がサブで…といったことはキャットのアタマの中にはあるようでも、千秋にはよくわからない。そんなとき、千秋と出会ったある少年は彼の資質ゆえにあらゆる方面から目をつけられていて…とSF+ミステリ調の展開。結末も新井さんのホーム、SFテイストでファンタジックかもしれません。クライムノベルというより、すっきりとしたかわいいオチの話です。

    [2008.6.12にアップした感想を並べなおしました]

  • ブラック・キャット シリーズ第2弾。
    登場人物が皆愛らしいのがいいですね。内容はちょっとファンタジー色が強いです。

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著者プロフィール

1977年「わたしの中の・・・・・・」が奇想天外新人賞佳作に入賞し、デビュー。以後『いつか猫になる日まで』『結婚物語』『ひとめあなたに・・・』『おしまいの日』などを発表。1999年に発表した『チグリスとユーフラテス』が第20回日本SF大賞を受賞。

「2022年 『絶対猫から動かない 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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