セイレーンの聖母 ハイスクール・オーラバスター (ハイスクール・オーラバスターシリーズ) (コバルト文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086113953

感想・レビュー・書評

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  • 十九郎と希沙良の深すぎる絆が初めて明かされた巻。ただのサイキック・アクションに終わらない、ナイーヴな人間関係が既にこの頃から見え始めていて、それも魅力。


    後の十九郎の宿敵、皓が現れるといっても、まだまだシリーズ序盤。諒や亮介、冴子の掛け合いも楽しい。


    オーラバは、何度読んでも「面白い」と思うから不思議だ。初めてこの物語に出会った時、私は中学生で、途方もなく影響を(良い意味で)受けた小説なんだろうな。自分が「面白い」と思う価値基準をむしろ、この小説に教わった気がする。

    どれほど時間が掛かっても良い。私はこの物語の結末が、どうしても読みたいと、今も思う。そんなシリーズの第2巻。

  • ハイスクールオーラバスターシリーズ第2弾。これを読んで……この作者ってすごいと思った。コレを読んでオーラバにハマった。前作ではワキで登場していた希沙良と十九郎がメインの話で、希沙良の誕生のいきさつ、2人の生い立ちの傷、依存関係が描かれます。今の関係をシンドく思いながらも断ち切ることは出来ない……従兄弟の葛藤はこの巻に始まる!!! 従兄弟LOVEのわたしにとってはとっても大事な巻vv

  • 高校生のときはまりまくったオーラバスターシリーズ。どこまで読んだのかは忘れちゃったんだけど、本当に大好きなシリーズでした。まだ実家にあると思うな。特に希沙良が大好きだった私はシリーズの中でもこの巻を。希沙良と十九郎の関係がいいんだよね、ホントに。

  • 希沙良と十九郎メインの巻。希沙良出生にまつわるいざこざが、お互い譲れない部分があるからこそ起こってるあたりが切ない。

  •  何かを想うことを、祈りとして昇華するように。誰かの幸せを願う気持ちに涙する本の内の一冊。

  • 「少しずつ、世界は広がっていくわ。急ぐことはない」(162p)
    オーラバ第2巻。うってかわって主役交代か?夏江さん、とてもよいのです。こんなお母さん凄い。

  • 図書館にて借りる。シリーズ第二弾。

  • 読み返し中。
    新刊待ち遠しい。

    十九郎くんがすきなんです。

  • シリーズ第二の再読。
    この頃から、忍の行動に無理があると思う。
    こんなに万能なら他の術者いらないんじゃないかと。
    話は里見・和泉サイド中心。
    あまり共感できない。

  • シリーズ第二弾。

    前回サブだった二人がメイン。

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著者プロフィール

1968年生まれ。早稲田大学文学部中退。89年、大学在学中に第13回コバルト・ノベル大賞佳作入選。同年のデビュー作、『天使はうまく踊れない』に始まる《ハイスクール・オーラバスター》シリーズは、昨2021年、完結した。同シリーズを筆頭に、《イズミ幻戦記》、《グラスハート》など、多くの人気作を持つ。近作に、『われ清盛にあらず』『ハイスクール・オーラバスター・リファインド 最果てに訣す』、『ゼロワン』、『永劫回帰ステルス』などがある。

「2022年 『戦をせんとや生まれけむ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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