ひとみWorld夢辞典 1 銀バラ 新花織イラスト特集 (ひとみWorld夢辞典シリーズ) (コバルト文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086114806

感想・レビュー・書評

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  • 銀バラと新花織を中心にしたファンブック。

    銀バラシリーズ再読中につき、同シリーズの書き下ろし短編「銀狼ロマンス」を読むために出したものの、当然のように全巻読破。
    あー、楽しかった♪

    新花織は読んでいなかったので、イラストがさいとうちほさんだということをすこーんと忘れていて、「ばら物語」の漫画版や美麗なカラーイラストを見て、トクした気分に。

    しもがやさん&みらいさんとの対談は、印象強かったのでほぼ記憶どおり。
    銀バラ以前から、しもがやさん&みらいさんの絵が好きだったわたしは、荷物にまぎれこんでいたイラストからお二人を探したというひとみ先生に当時感謝したものです。

    さて肝心の「銀狼ロマンス」。
    番外編的な短編で、ヨーロッパの香り漂う「銀バラ」には珍しく和風味。
    聖宝も出てこず、レオンや冷泉寺さんも出張中。
    留守組が巻き込まれた事件は、ある女の子がかけた呪術が原因で……。
    レオンの代わりに、ユメミたちを助けてくれるのは「10代で初めての大阿闍梨で生身不動明王で、修験者の至宝!」と呼ばれる真矢和臣。
    ページ数が少ないせいかあまり書き込まれていないけれど、かっこいい雰囲気たっぷりなので、新作のほうでも出てくれるといいな。

    しかし、書き下ろしの短編・漫画・イラスト・写真・対談が収録、しかもほとんどカラー!なのに通常の本編よりお安い値段でオドロキ!!
    太っ腹だったんだなぁ、ひとみ先生&コバルト文庫。

    • 山本 あやさん
      九月猫さん、こんばんにゃー♡

      わぁー、値段見てなかったけど、ほんとだっ!!
      これだけ豪華でこの価格ってすごいっ!!

      「銀狼ロマンス」も短...
      九月猫さん、こんばんにゃー♡

      わぁー、値段見てなかったけど、ほんとだっ!!
      これだけ豪華でこの価格ってすごいっ!!

      「銀狼ロマンス」も短編で書くにはもったいない
      すごくいいお話ですよねーっっ♡
      私もぜひぜひこのお話は今回の復刻で
      がっつりと膨らませた1冊にしてほしいです~。
      鈴影さんと修験者なんて、相通じるものと真逆な感じを
      あわせもってて、想像を膨らませるだけでたまらなくステキ!

      鈴影さんのビジュアルはやっぱり、しもがやさん&みらいさんの
      凛として大人で絶対に高校生ではありませんから!!!な[笑]
      あの鈴影さんがレオンのすべてですよねー♡
      なので、今回の新作でも頭の中で動いているみんなは
      旧作のビジュアルで動いてもらって楽しんでます[笑]

      あの当時の想いを思い出したり、新しいキモチや
      思考を重ねながら、また銀バラの世界を楽しめるなんて
      うれしすぎますよねーっっ♡
      2013/04/23
    • 九月猫さん
      あやさん、こんにちは♪

      「銀狼ロマンス」もっと長いページ数で読みたいですよね!
      和の魔封じもの、調伏(降伏?)ものも好きなので、
      ...
      あやさん、こんにちは♪

      「銀狼ロマンス」もっと長いページ数で読みたいですよね!
      和の魔封じもの、調伏(降伏?)ものも好きなので、
      ぜひ、新作ではがっつり一冊やってもらいたいな、と(願)

      うん、うん!!
      鈴影さんと修験者、見た目は真逆だけど、
      精神的には通ずるものがありますよね。
      心身ともに高い次元にもっていくためにハードな修行を課してたり、
      清廉さを保つために気持ちを制御したり……。
      ユメミのように鈴影さんにはもっと自分の幸せを求めてほしいと思いつつ、
      でもストイックすぎるレオンだから精神もカッコいいんだよね、とも思ったり。

      こういう風に書くと、やっぱりヴィジュアルは旧作の「何歳ですかっ?!」な
      イラストでないと、イメージが厳しいかも、ですね(^-^;)
      あやさんと同じくわたしもきっと、旧イラストを思い描きながら
      読むことになると思います(笑)
      2013/04/24
  • 大好きだったマリナ辞典の銀バラ、新香織版、夢辞典。

    レオンの欠点が「パーフェクト」[笑]
    敵を友に変える男、レオン。
    ほんと底知れぬパーフェクト感!
    スーツ姿でいるよりもサッカー姿のほうが
    ものすごく違和感がある高校生なんてありえない。
    でもレオンが好き[笑]

    魔王子の塔の漆喰を壊して入ってきた光坂くんの
    シーンをイラストで見たかったから、このシーンが
    カラーで掲載されていてあの当時感動したなぁ~って
    久しぶりに思い出して懐かしんだり♡

    この本でも書かれてるけど、銀バラシリーズは
    七聖宝を集めるだけの物語じゃないから、かなり長い
    シリーズになるって書かれてあるけど、
    復刻版はいったいどれぐらいまで書かれて完結を迎えるんだろう。
    できれば当初考えられてた長いシリーズとしての銀バラを
    すべて詰め込んで長いシリーズとして完結してほしいなぁ。
    それに、夢辞典とかに収録された短編は完結版では
    どこかに織り込まれるのかなぁ?

    この本の一番大好きなところは、巻末のレオンの
    ドイツ観光のページっっ♡銀バラをよりリアルにイメージできる
    資料写真もいっぱいで、何度読んでもうっとり♡

  • 所在:実家

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著者プロフィール

長野県生まれ。西洋史への深い造詣と綿密な取材に基づく歴史小説で脚光をあびる。フランス政府観光局親善大使。著作に、『新・三銃士』『皇妃エリザベート』『シャネル』『アンジェリク緋色の旗』『ハプスブルクの宝剣』『王妃マリー・アントワネット 華やかな悲劇のすべて』『幕末銃姫伝』『i維新銃姫伝』など多数。青い鳥文庫ではKZのほかに「妖精チームG(ジェニ)」シリーズ、『マリー・アントワネット物語』『三銃士』も手がけている。

「2019年 『探偵チームKZ事件ノート 特装版 校門の白魔女は知っている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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