嵐が丘 グラスハート(4) (グラスハートシリーズ)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086142724

作品紹介・あらすじ

「藤谷さん、あのひとのこと、好きですか」嵐のような心の場所-。必死に尋ねた朱音が耳にしたのは、天才・藤谷からの思いがけない答えだった。その朱音の前に『オーヴァークローム』の真崎桐哉が現れ、告げる。「泣いてるんだろ。だったら、俺と来い」初のテレビ出演に臨む『テン・ブランク』へ襲いかかる数々の障害。尚のギターが折られ、そして朱音にも…。誰が、何のために。

感想・レビュー・書評

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  • 嵐のような。
    状況が、感情が、いろんなものが流れていく中で
    トラブルに巻き込まれたり助けられたりしつつ
    朱音ちゃんが少しずつ成長していくところが好きだし
    とてもキュートだと思う。

    尚と”仲良く”するシーンや、テレビ収録のリハのシーンなどが好き。
    バンドをやったことがある人ならうんうん、と思うところが
    中々多いのでないだろうか。

    バンド屋さんだ、と朱音が言うところもそうだけれど、
    とてもバンドであることを大切に描かれていると思う。

  • ライバルのバンド<オーヴァークローム>から「ドラムの音を貸してくれ」と言われた朱音に<テン・ブランク>のメンバーたちは。そして初アルバムのレコーディングは、はたして成功するのか…。

    桐哉いい人だなぁ……。
    そして、坂本くん。かわいそう。そりゃ怒るよといいたくなります。
    ですが、桐哉はやっぱり魅力的だ!!朱音ちゃんがついていっちゃう気持ちわかります。

  • 感想は最終巻にて。

  • 嵐、じゃなくて戦争
    戦争のような演奏の中
    マネージャーとオーヴァークローム
    二つの問題
    テン・ブランクは、テン・ブランクのままでいい、
    バンド屋さんの真骨頂の演奏
    そんなグラスハートな物語

  • 負けない 負けてなんかやらない

  • 2004年10月28日読了。

  • バンド屋さん!

  • 悔しいけど、悔しさを超えられる逞しさを持っている人たち。素敵。

  • 高岡がいい味出してます。
    でも、やっぱり頑張れアカネちゃんっ!!
    ってか、頑張ってますアカネちゃん!かな。

  • テレビ収録の話がメインなのかな。お約束のようにトラブルがあって何とかする話。朱音ちゃん、まだファンの人たちにやっかまれてる頃。桐哉にドラム叩いたりしてた。そろそろあの真っ黒い生き物が馴染んできた気がする。

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著者プロフィール

1968年生まれ。早稲田大学文学部中退。89年、大学在学中に第13回コバルト・ノベル大賞佳作入選。同年のデビュー作、『天使はうまく踊れない』に始まる《ハイスクール・オーラバスター》シリーズは、昨2021年、完結した。同シリーズを筆頭に、《イズミ幻戦記》、《グラスハート》など、多くの人気作を持つ。近作に、『われ清盛にあらず』『ハイスクール・オーラバスター・リファインド 最果てに訣す』、『ゼロワン』、『永劫回帰ステルス』などがある。

「2022年 『戦をせんとや生まれけむ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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