マリア様がみてる 1 (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 1996
感想 : 225
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086144599

感想・レビュー・書評

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  • 自宅でのこの本の存在は、ある意味嫁さんにエロ本見つかるより恥ずかしい。でも好きなんだからしょうがない。

  • 初めは山百合会メンバーの名称やスール制度など覚える事が多いと感じましたが、慣れてしまえば気にならなくなります。
    文章は読みやすいです。大好きな作品です。

  • 今頃になって読みました、「マリみて」始まりの話。
    ちゃんと皆キャラがそのままですが、祐巳は最初こんなに
    普通の子だったんだんだなぁという感じです。
    ちゃんとこの物語から、祥子さまも祐巳を愛しちゃってたなぁ、
    ですね。
    柏木さんにふんぎりをつけられたのは、
    大事な人が出来たからでしょう。

    志摩子さんも最初は凄くキラキラしていたんだなぁ、です(笑)。
    今回はぼんやりしか描かれず、親しくなってから同じクラスに
    なった由乃ちゃんと違い、志摩子さんは「憧れのクラスメイト」
    としてスタートしている。
    そんな「憧れのクラスメイト」として見られる彼女は、
    確かに祐巳が羨ましいだろうなぁ、ですね。
    ホントは銀杏が大好きな普通の子なんだもの。

    それは祥子さまも同じ、なんだけど、祥子さまは
    のっけから可愛さと、お姉さまの心強さを見せ付けてくれますね。
    でもこの頃は「つぼみ」であり上にもお姉さまがいるので
    やっぱり可愛いです。

  •   幼稚舎から続くミッション系の女子校という舞台は私の学校と同じもの。そのせいか、うちの学校の中学生から絶大な人気を集めていました。ページをめくってみると「紅薔薇のつぼみ」だとか「黄薔薇のつぼみ」だとかよくわからない単語が目に入ります。興味本位で借りて読んでみると、思っていた以上の面白さでした。

      恋愛ではないんだけども、恋愛のようなものがここには存在します。
    ただ、ここで胸をときめかす相手は異性ではなく同性。憧れと好きという感情はとても似ているものだと思います。紅薔薇のつぼみである祥子さまに憧れる祐巳を見てると思わず応援したくなります。

      最後のシーンにほんのり感動。予想通りの展開とはいえ、祥子さまの台詞にはじんときます。祥子さまの人柄も含め山百合会の人たちは筋を通すところは通すというのがしっかりできているのが何より素敵です。見習えるところは見習いたいもの。

  • 原点ですね。
    この始まりの一つは奇跡みたいなものです。
    戦前より連綿と受け継がれてきた「エス(S)」の系譜・・・それが究極の一点に結実した。
    純然たる「エス(S)」の結晶。
    それがこの「マリア様がみてる」です。

  • 大好きな今野先生の一番の人気作です。
    女子高を舞台にした青春物語・・・ちょっとファンタジーちっくで大好きです♪

  • 導入部の「ごきげんよう」「ごきげんよう」な会話がちょっとキビシかったんですが、薔薇様たちの登場以降、俄然面白くなって一気読み。

    “丘の上のミッキー”を彷彿とさせられるような、お嬢様の成長モノです。
    今時らしくゲイもレズも出て来ますが、このくらいの扱いが少女小説としては妥当だと思う。
    今後の展開がわからないけど、このカテゴリなんだから、あまりガッツリヤってて欲しくないわー。

    女子高出身者には、あーわかるー!懐かしい~!って感じだと思われます。
    読後もさわやか。

  • どうしても気になって購入。良かった。

  • マリみて1作目。
    女子校とかっこいい先輩に憧れた。

  • シリーズで読んでます。

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