烈光の女神 4 ハイスクール・オーラバスター (ハイスクール・オーラバスターシリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086146784

作品紹介・あらすじ

中和能力の発動ミスで、諒に瀕死の傷を負わせてしまった亮介。心を壊され、敵の手におちた亮介を、術者たちの攻防が追う。冴子は、斎伽忍に託された霊剣「虎月」をとり、九那妃との直接対決にいどむ。ふたりの女神が導く、烈光のはての地平とは-?そして幻将・皓は、皐の生んだ闇の想念が、十九郎を滅ぼすと警告するのだった…。『烈光の女神』堂々の完結巻。

感想・レビュー・書評

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  • “冷泉院皐”なる悪の想念の塊みたいな子に術者一同翻弄されてしまいます。
    4冊分も引っ張った割には、終わり方というか終わらせ方というか、決着のつけ方があっさりし過ぎてて、ちょっと唖然とした。

    見所はやはり、日に日に術力の終わりが近づきつつある十九郎くんと、それとは逆に日々強さを増していく希沙良の関係性でしょうか。
    あとは、冴子さんと愛を確かめ合う諒くんね。

    しかし、物語が大分佳境に入ってからの話であるにも関わらず、刊行が10年以上前という事実に軽くびっくり。
    2013年現在、シリーズ第1作『天使はうまく踊れない』から軽く25年程経過してますが……。
    なんとか、死ぬ前に終わらせてくれよ、作者殿。

  • 癒しのプロ、だものね。

  • シリーズ第十六弾。

    烈光の女神は成長めまぐるしい作品です。


    ******** 再読記録 *********

    2009.06.20

  • 「なるほど。一切万物の救済が、叶った試しがあるならば、この世にもはや神は不要だよ。だが、まだ神はいる。だから、救いなど決してありはしないんだよ。神頼みなど、ずうずうしいにもほどがあると思わないかい」(168p)

  • 辛いのがようやくおさまってくれるかな〜って作品

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著者プロフィール

1968年生まれ。早稲田大学文学部中退。89年、大学在学中に第13回コバルト・ノベル大賞佳作入選。同年のデビュー作、『天使はうまく踊れない』に始まる《ハイスクール・オーラバスター》シリーズは、昨2021年、完結した。同シリーズを筆頭に、《イズミ幻戦記》、《グラスハート》など、多くの人気作を持つ。近作に、『われ清盛にあらず』『ハイスクール・オーラバスター・リファインド 最果てに訣す』、『ゼロワン』、『永劫回帰ステルス』などがある。

「2022年 『戦をせんとや生まれけむ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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