砂の覇王〈3〉―流血女神伝 (コバルト文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086147811

作品紹介・あらすじ

サジェ-妾妃ギュイハムに毒を盛ったという理由で再び投獄されたカリエ。処刑を前に王子バルアンに直訴する機会を得たのだが、バルアンは、カリエの話などろくに聞かず、それどころか、エディアルドとの密通の疑いを調べるために、カリエを抱こうとする!!鳥肌をたてるほど抵抗するカリエ。冤罪を証明し、処刑を免れるためには、カリエはバルアンを受け入れるしかないのだが…。

感想・レビュー・書評

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  • くるくると目まぐるしく変わる展開。
    後宮にいるより小姓の方が似合うカリエ。

  • 自由とは何なのか
    どうなれば自由なのか
    どれだけあれば何ができるのか
    たとえ奴隷だろうと
    どんな場所に居ようと
    心は自由にいられるということが
    実践を持って学ぶことができるか
    実感を持って生きることができるか
    理解できないことの方が多いからこそ
    わからないことを
    わからないという思いで伝える

  • 砂の中でカリエは一息つき、バルアンは古い皮を脱ぎ捨てた。
    周辺では、陰謀のにおいが。。。
    波乱の前の静けさか。

  • 42:スゥラン可愛いよスゥラン!

  • バルアン王子,底の知れない恐ろしさがある.カリエは一難去ってまた一難.登場人物もどんどん増えて,しかも魅力的.

  • せめてバルアンの挿絵がもうちょっとワイルド系のイケメンに描かれていれば(トルハーンと被るからだめか)という気もしつつ表紙でこんな嫌な顔しているヒロインも珍しいような。おさんぽマヤル序章...。

  • カリエを兄様に出会わせたくなる。

  • 冤罪の嫌疑が晴れるも次は”小姓”となる。波乱に振り回されながらもカリエは逞しい。

  • 一応嫌疑晴れる。
    小姓に逆戻りとは驚いた。

    しかし、人が死んでいなくなる、というのは強烈だ。

  • サジェに毒を盛ったとして投獄されたカリエ。
    バルアン王子に冤罪だと直訴する機会を得るが…。

    カリエはいつも過酷だなぁ…投獄だって2度目だし、そしてまた男装することになるなんて(^_^;)
    相変わらずエドの出番が少ない!
    今のところバルアン王子は好きになれないなぁ…シリーズが進めば好きになるのだろうか(゜_゜)
    ラストにはサルベーンが再び…何をまた企んでいるのか?
    めっちゃ気になります(>_<)

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著者プロフィール

『惑星童話』にて94年コバルト読者大賞を受賞しデビュー。『流血女神伝』など数々のヒットシリーズを持ち、魅力的な人物造詣とリアルで血の通った歴史観で、近年一般小説ジャンルでも熱い支持を集めている。2016年『革命前夜』で大藪春彦賞、17年『また、桜の国で』で直木賞候補。その他の著書に『芙蓉千里』『神の棘』『夏空白花』など。

「2022年 『荒城に白百合ありて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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