きまぐれオレンジ★ロード (10) (集英社文庫―コミック版)

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著者 : まつもと泉
  • 集英社 (1998年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086173803

きまぐれオレンジ★ロード (10) (集英社文庫―コミック版)の感想・レビュー・書評

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  • 全10巻

    鮎川まどかはツンデレの元祖?

    実は三角関係を書いており、
    テーマが重い作品。

  • 長編ものが並ぶ9・10巻は傑作。それらでこの物語のほとんどにケリがつけられていて、読後感はなかなかに爽快だった。9巻で描かれた、今から6年前へタイムトラベルして、現在とは印象のかなり異なるまどかとひかるに出逢うエピソードはかなり好き。こういうのを読むと、ああ俺ロリの気があるんだなとか思わないでもないけど、なんかまあ、ああいう初々しさと自我の芽生えは最高にいじらしいよなあとしみじみそう感じるのでした。/最終回直前と最終回の合わせて90ページで描かれる物語の怒濤なる収束は、かなり読みごたえがあった。キャラの台詞一つひとつがまさしくその通りなんだよなあと傍からそう思いつつ、その正論がまかり通るわけでもないのは自明であって、そこから長く捻れていった関係性がまたああして新たな正論として落ち着くのは、やっぱり離れにくい強靱で親密な縁と空間が築かれ、それがとても瑞々しく思えるから、なのだろう。そこはちょっと、全10巻を短期間で読んだ俺には生まれがたくて、それは週刊連載での強み(絵柄の変遷とか)というものが一番にあるように思える。高橋留美子「うる星やつら」全18巻を読んだ時にもうっすらと感じたけれど、ここには確かに時代性というものが深く根付いているのでありましょう。それらから物理的に隔絶された者にとっては、短くはない歳月を思い浮かべながら、そういう時代があり、今現在に描かれている物語にまた新しい気持ちで臨むことが可能になるのを確認するのだった。/しかし、5〜8巻辺りは特に要らない、かなあ。物語の上での3年という時間の進行の必要性は判るけれど、キャラたちは特にこれといって成長してないし(しなければならないというものでもないが)、どたばたぶりがえらく単調になっていたりもするし……。ああ、でも帽子や女の子の仕草を物語に組み込むやり方はかなり善かったなあ。恭介の本当の気持ちに気付いてからのひかるの打ちのめされぶりは、見応えがありました。そのあとに同級生のふたりの男の子から投げかけられる言葉のやさしさには、それでこそ!という感じで、ぐっときました。2006-05-30読了。

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