うさぎ月夜に星のふね 2 (集英社文庫(コミック版))

著者 :
  • 集英社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086182201

感想・レビュー・書評

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  • 一巻は小学生の時から持っていたのですが、萩岩睦美再現画展が大阪に来ると聞いて思い出して買ってみました。
    ずっと気になっていたトメヨネちゃんの正体やタロキチの謎、ユカちゃんの家庭の事情も一気に解決して、すっきりしました!
    終わり方もこれこそ萩岩睦美さんだわという感じで最後まで本当に可愛くて楽しく読めました!

  • 小学生の頃に友達から借りて読んで、大好きになった作品。出てくる登場人物も、舞台となる村や学校も、絵のタッチも、ぜーんぶ好き!

    萩岩ワールド全開の作品、と言ってしまえば楽なのだけど、もう少し細かく残しておくと、まずはその人間くささというか、ひとの情のようなものの表し方が秀逸なのだな。性善説を信じたくなる。真っ直ぐで、一生懸命で、愛に溢れた小さなエピソードがあちこちに芽生えていて、そしてそれは、たぶん皆がどこかで触れたり憧れたりして大事にしている感情と重なるのだ。

    それから、やはり外せないのが絵の持つパワーで、この、愛らしく(しかし決してファンシーなわけではない)かつ個性的なタッチは見る者を惹きつけて止まない。定規はほとんど使わず、スクリーントーンにも頼らず、子供から大人から動物までまんべんなく魅力的に描ける、そんな漫画家ってなかなかいない。

    あと、言葉運びのリズム感がとても良い。色んな語彙の中から無意識で選び取っているのかもしれないけど、読みやすくてぐっとくる、良い説明や表現がたくさんあって嬉しい。

    こんな素敵な作品が、当時の『りぼん』では読めていたなんて、羨ましいな。

    あ、オマケについている短編もとっても良い話でオススメ。泣かせどころを分かっているような…。特に、1巻の方についている『魔法の砂糖菓子』は、自分にもこんな日がきたらいいのに、と当時も今も思ってしまう。

  • 小学生の頃「りぼん」で読んだお話。

    改めて読むと「こんなお話だったんだ!?」とかなりびっくり。
    宇宙を巻き込んだ壮大なお話だったのね…。

    オショさん、ヨネちゃんとトメちゃんがいてくれてよかったね!
    オショさんが幸せだと、なんだか嬉しいです(笑)。

  • うさぎ月夜に星のふね くじら・舞踏会

  • 萩岩先生大好きです♪
    この作品は何度読んでも感動します。。。

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著者プロフィール

1962年福岡県生まれ。漫画家、イラストレーター。
1978年りぼん4月大増刊号で漫画家デビュー。
「りぼん」「コーラス」「YOU」「office YOU」と、少女・女性漫画雑誌で活躍。
代表作「銀曜日のおとぎばなし」「小麦畑の三等星」「がんこちゃん」「天然家族」など多数。
絵本「くりちゃんのふしぎながっき」や北九州市のゆるキャラ「モモマルくん」のデザインなど活動は多岐にわたる。


「2019年 『萩岩睦美 かわいいぬりえ&ポストカードブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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