諸星大二郎自選短編集 彼方より (集英社文庫(コミック版))

著者 :
  • 集英社
3.80
  • (28)
  • (34)
  • (45)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 386
感想 : 13
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086182348

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 異界を描いた短編集。色々な全く異なる世界、ホラー的ではあるがなにやら悲しくて、ノスタルジックな作品が多い。
    第1章、彼方より「生物都市」「海の中」「天神さま」稗田、第2章、彼方へ「ぼくとフリオと校庭で」「ど次元世界物語」「ヨシコちゃんと首たち」「桃源記」、第3章、遠い世界「男たちの風景」「カオカオ様が通る」「砂の巨人」

  • 絵柄と内容から、たぶん読む人を選ぶのではないかと思う。
    でも民俗学や考古学、異形のなにかが好きな人には
    たまらない本だろう。
    「生物都市」なんて短編は今のジャンプでは考えられないくらい
    色々な意味で面白い作品。
    ストーリーテリングと謎解き、奇妙な画面が特徴。
    自選集だけに、濃い作品が多く読み応えあり。

    「異界」へようこそ!

  • 幅広いのにATB級の短編がポツポツと。あまりに偉大。

  • 個人的にここの『巨人譚』の話は好き。
     『桃源記』は作者によればその陶潜の『形影神』がどうたらといってゐるが、五柳先生は『山海経』も好きでネタにしてるのである。
     けっこう良い。

  • 『ぼくとフリオと校庭で』が特に気に入った。

  • 「海の中」「ど次元世界物語」「桃源記」「カオカオ様が通る」が好い。「生物都市」は傑作。

  • 自作短編集。
    はずれ無しだよ、この人の異世界ものはっ
    わらべうたモチーフになった
    帰りゃんせがまた怖かったな潤オ
    子供の頃遊んでた女の子が神隠しにあった
    話なのだけど。
    カオカオ様の、巨人が出てくる話も、
    桃源郷の話もよかった。

  • 生物都市・感染

  • 読んでて具合悪くなった。。

  • ちょっと古いけど独自の世界にひたれる

全13件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1974年、「生物都市」で手塚賞入選。「週刊少年ジャンプ」で「妖怪ハンター」連載デビュー。民俗学、中国の古典、SF等を題材に、幅広い分野で活躍する漫画家。代表作に「暗黒神話」「マッドメン」「西遊妖猿伝」がある。その独創的な作風から、高い評価を受け、2000年に手塚治虫文化賞マンガ大賞、2014年に芸術選奨文部科学大臣賞、2018年に日本漫画家協会賞コミック部門大賞等、受賞歴は多い。ジャンルを越え、多くのクリエイターに影響を与えたとされる。

「2019年 『幻妖館にようこそ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

諸星大二郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
吾妻 ひでお
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×