戦う司書と恋する爆弾 (スーパーダッシュ文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 746
感想 : 119
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086302579

感想・レビュー・書評

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  • 勢いのあるデビュー作

    だけど、全編を覆う暗い雰囲気が
    ちょっと好みではないかなぁ

    後半はなかなか面白かった

  • ざっと読んだ感想になりますが……
    司書さんがどんな人物なのかわかりづらかったり、複数の人間の視点で物語が進んだりと読みづらかった印象を受けました。
    文章は結構きれいかな、と感じた。
    そしてどの人物もいまいちどんな人なのか掴みづらかったなぁ

  • うーん。発想としては面白かったですし、展開も先を読ませない感じでよかったのですが。
    司書って、関係あるのでしょうか(いえ、登場はしますけど)伏線?が多いのと一巻完結?でないせいでちょっと世界観がぼんやりしていたというか、視点が多すぎてあいまいになってしまった感がありました。
    あと感情移入しづらい……です。ただ登場するキャラクターはステレオタイプ?でなくて個性ありまくり(とくに表紙の二人?)なので、誰かに絞るとか、あんまり視点をごっちゃにしないといいのではないかなぁと勝手なる感想を持ちました。

  • 「ハミュッツ=メセタを、殺せ」―死者の全てが『本』になり、図書館に収められる世界の話。記憶を奪われ、胸に爆弾を埋め込まれた少年コリオ=トニス。彼の生きる目的は、世界最強の武装司書、ハミュッツ=メセタを殺すこと。だが、ある日手に入れた美しい姫の『本』に、彼は一目で恋をする。その恋が、コリオを更に壮大な争いに巻き込んでいく…。第4回スーパーダッシュ小説新人賞・大賞受賞、衝撃のデビュー作。
    (BOOKデータベースより)

    ***

    戦う司書というタイトルに惹かれて読みました。
    独特な名前や人物設定にはまだ馴染めないけど、世界観は面白いと思ったのでこれからも読んでいきます。

    二人の恋の落ち方がなんとも素敵。
    鶏が先か卵が先か。
    予知能力と本があるこの世界ではそんなのどっちでも良いんだな。

    意外とあっさりグロテスクな描写が入るので、その辺はあんまり想像したくない感じ。

  • ちょくちょく宣伝を見て気になっていた本なので読んでみた。

    ラノベと思って読んだら、最初から「人間とは何か」という難しい問いかけを使ったダークな世界設定。その設定の使い方も単純だけど分かりやすく使っていて上手いなと思う。

    読みやすい文章のアクションファンタジー。設定も壮大な割に1巻読んだだけでわりと納得できる。
    タイトルにある"恋する爆弾”のラブストーリーが、最後まで読んで理解した時に面白いと思った。

    シリーズの続きは、見つけたら読もうかな。

  • 試しに1冊買ったら意外と面白くて後から全部買った本。さくさく簡単に読める所が好き。

  • アニメを見て、よくわからないところがあったので原作購入。

    時を超えた恋愛ですね。

  • 凶暴な図書館司書のおねーさんに恋する少年がよくわからんけど爆弾を抱えてしまった、とかそういう話だと思っていたら全くそんなことはなかった。

  • 爆弾を埋め込まれて、人を殺すように洗脳された人達。
    その1人が題名の『恋する爆弾』の方で
    標的にされているのが『戦う司書』の方。
    非常に分かりやすい題名です…w

    自分は人ではない、と洗脳された『爆弾』が出会ったのは
    パン屋の青年と、青年の恋人と、触れると中が読める『本』の中の少女。
    ほぼ真っ白な頭の中にできてしまった恋。
    それも、ですが、ひたすらに素直にすべてを捉えてしまう状態が
    ちょっと可愛らしく思えてしまいます。
    幼児の初恋、みたいな?w

    出会い、考え、そして終わる。
    本の中の世界と、『爆弾』の世界。
    リングになった瞬間、想いが重なった瞬間。
    幸せだな、と思ってしまいました。
    こうはなりたくはないですが、思い残す事のない人生を
    歩んでみたいです。

  • 丸ごとプロローグといった印象。掘り込みが浅いのはラノべだから仕方ないのかもしれないが、素材が良質なだけにもっと書き込めればと思わずにはいられない。プロットのまとまり具合、世界観とキャラクタの設定は秀逸。続刊も気になるところ。完結済みらしいのでチェックしてみたい。

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