戦う司書と神の石剣 (スーパーダッシュ文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086303064

作品紹介・あらすじ

武装司書のミレポックは、神溺教団との戦いの中で、「ラスコール・オセロ」なる人物が重要なカギを握っていると確信し、独自の調査に乗り出す。しかし、その人物を追うものには必ず死が待っているという。さらに剣使いの少女、アルメが現れ、彼女もラスコールを追っていることがわかり…『本』をめぐる壮大なファンタジー、全ての鍵を握る人物の正体がついに明かされる!?予測不可能の急展開を見せる、新人賞大賞シリーズ第4作。

感想・レビュー・書評

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  • 【2024-017-1674】図書館より。再読。

  • 1巻は読みづらいながらも凄くて
    2巻ががっかりで
    3巻は薄かったが
    ここへきて書きなれたか読みやすくなってき
    舞台背景が見えて面白くなってきた

  • 武装司書のミレポックは神溺教団との戦いの中で
    「ラスコール・オセロ」という人物が
    重要な鍵を握っていると確信し
    独自に調査を開始する。
    「ラスコール・オセロを追う者は必ず死ぬ」
    調査の中、大剣使いの少女アルメと出会うが
    彼女もオセロを追っているという…
    シリーズ4作目。

    六花の勇者を読んだらやはり面白くて
    戦う司書シリーズを途中で読むのやめてたけど
    読み直そう~と思って再読。

    真面目で純粋に真実を求めるミレポックが
    好きなので主役嬉しいですね~
    ひたすらに真人であるシガルに忠誠を誓い
    その復讐をしようとするアルメもまた一途で…
    ミレポとアルメは出会った経緯が、
    立場が違っていたら
    分かり合えていたかもしれないですね…

    このシリーズ、話も好きなんですが
    イラストの前嶋さんのキャラデザインが
    本当に好みで…褐色肌赤髪のアルメとか
    もろ好みです。(2008/9/22読了)

  • 優れた思考共有能力を持った、ミレポックが中心のお話。
    ミレポック可愛い!未熟で半端な所が人間らしくて好きです。
    先にアニメを見てしまって、話の流れを知っているのが、
    個人的には勿体無く感じています。
    もし原作にまず触れていたら、もっとはらはらしたり、
    謎の部分が甘美だったりするのでしょうね。
    パーニィの本の件や、ミレポが武装司書になるきっかけのあたりは、
    原作の方がしっかり描写されていて、良かったですが。
    アルメも此方の方がしっかりと人物像が伝わってきて、
    共感しながら読む事が出来ました。

  • 読了。

  • 戦う司書シリーズ4冊目.
    ミレぽんことミレポックがラスコール・オセロを探す.
    ラスコール・オセロ.
    曰く,恋する乙女の本を運ぶ.
    曰く,家族の元へ本を運ぶ.
    ラスコール・オセロを追ってはならない.
    ラスコール・オセロを追うものは必ず死ぬ.
    武装司書,神溺教団ともに禁忌とする存在,
    ラスコール・オセロについて調査するミレポックの運命は.

    そんなわけで堅物のミレポックがなんだかんだ.
    武装司書の闇の部分が少々見えてくる話ですね.

  • ミレポックが主役でしたねーあの世界で流行っている服がわからん(笑)
    教団の裏に迫った話。
    ラスコールの招待について、後半の違和感が拭えなかったが、あぁ、やっぱりなって感じでした。
    踊らされてるミレポックがなんとも言えない…その方が幸せなんだろうけど。
    アルメの覚悟というか意地はかっこよかった。

  • 神溺教団と武装司書の関わりなんかのいろんな裏側が見えてきたけれど、結局どんな話と聞かれたら、一途すぎる愛の話と言うしかない。

  • シリーズ第4弾。

    ミレポの成長が面白かった。マットアラストも良いキャラクターですねぇ。この巻でマットのイメージが掴めてきました。清濁併せ持った頭のいいキャラクター大好きです。

    ミレポと敵対するアルメという少女も、一途で可愛らしい人物だったのですが、その一途さを向ける対象が悪役だったので、まったく報われず可哀そうでした。しかし、このシリーズで一番幸福を感じていた人物ではないだろうか、と思います。
    生きていたら、後々ミレポのライバルになりそうなのに、お亡くなりになって残念です。

    さて、このシリーズ。毎巻主人公なり副主人公なり重要人物が死んでいますが、死んだら本になる世界だから、1冊の本ができあがることで1人のキャラクターの話が完結ということなのかしら?
    確か10巻で完結だと聞いているのですが、未だにシリーズの大筋が全く分からない。

  • とりあえず視点に立った人どちらかが死ぬんじゃないだろうか? と
    疑い始めた3巻でしたが、疑いは確実になってきそうな4巻です。

    今回は自分を人だと思ってる…人? でいいんでしょうか?
    しかし自らを相手にささげている人、ではあります。
    それはそれで幸せだと思います。
    が、相手があれ…。
    再登場、といいますか何といいますか…。
    狭い世界(?)ですから、死んでもまた再登場。

    人によって、幸せは色々だと思いますけど…どうなんでしょう?
    どれほど不幸な状態でも、ちょっとした楽しみや幸せは
    あるように思えますが。
    こう思う時点で、それは傲慢なのでしょうか?

    とりあえず、己を知るのはよい事だと思います。
    過剰評価は、後が大変ですから。

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