ベン・トー 5.5 箸休め~燃えよ狼~ (スーパーダッシュ文庫)

著者 :
  • 集英社
3.74
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本棚登録 : 383
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086305518

作品紹介・あらすじ

半額弁当争奪バトルに青春を賭ける佐藤洋は、HP同好会の面々と共に、従姉の著莪あやめの高校の文化祭に繰り出す。高校生の一大イベントを楽しんでいたが、あの引きが強すぎる少女・あせびちゃんの手作り弁当が事件を巻き起こし事態は一変。佐藤は命懸けの弁当争奪戦に参戦することに…!?その他にベン・トーファンタジー編や、名もなき「狼」をフィーチャーした短編、そして禁断の「筋肉刑事」の一部ストーリーなどを収録!「狼」たちよ、考えるな、感じるんだ!箸休めにならない箸休め、庶民派シリアス・ギャグアクション、灼熱の5.5巻!MAYDAY MAYDAY。

感想・レビュー・書評

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  •  今回は箸休めということで本編の後の小話や、本編には載せられない話が短くまとめられていた。
     メインの第1章が一番面白かったかな。警備員のおっちゃんも活躍したし。全体的に沢山あせびが出て来た。いつか死神が弁当争奪に関わるんだろう。登場しただけで全てを持っていかれるから、かなりジョーカーなキャラだけど。
     筋肉刑事もそうだけど著者はホモネタが好きだな。私はそこまで好きではないけど、今回の警備員との掛け合いは面白かった。
     ここまで細かくしないで、一つの話を濃く書いて欲しかった気もする。

  • 1〜5巻の後日談とか夢オチなど、一応はそれぞれ関連性のある8話構成のまさに箸休め的な短編集。
    本編ではキモとなる弁当争奪戦は無いし、絶妙なグルメレポートも殆ど無いが、それなりに楽しめる内容。

  • 評価:☆3.5

    半額弁当を求めて戦う狼達の物語。今回は短編集的な巻。

    あせびちゃんの弁当争奪戦はなかなか面白かった。
    警備員のオッサン良いキャラしてるw
    白粉大先生が興奮するのも納得だ(笑)

    2章がねー。
    夢落ち・妄想落ちなのは途中で分かるし、前フリとしても長すぎる。
    そしてその割に他の短編がやたら短いのがもったいない気がした。アンバランスな感じ。

    しかし槍水先輩ってホントいい先輩だよね。可愛い一面もあるし。

    そして相変わらず佐藤と奢莪は仲良すぎ・・・爆発しといてくれw

  • 913.6 ア (5.5) 登録番号9545

  • 筋肉刑事好きは必見 あとあせびちゃんまじ天使

  • タイトル通り、箸休め的な内容。買うかどうかは、好き好き…だと思う。

    筋肉刑事が少しだけ笑えた…w

  • 弁当争奪戦は一休み、登場人物たちの日常と謎のファンタジーを描いた短編集。

  • GO!ガチムチ!GO!

    すまないが、ホモ以外は帰ってくれないか。

  • 短編じゃないと作者は言うが、短編。

    きっといつも後書きでぐちっている、削られた話を集めたに違いない。
    箸休めとしてあるけど、
    読み終わった感は、やはり満腹w おいしかったーw

    異なる素材、異なる味付け、和もあり、洋もあり、なんでもござれ。
    全体に甘め(萌)の味付けではあるが、適度にスパイスが効いていたり、
    辛いの、苦いの、吐き出しそう(BL)なものまで混在w

    王道から邪道までなんでもこなす作者の真骨頂なのではなかろうか?
    まさにベン・トーが弁当であることを最も示している作品に仕上がっている。

  • 全部で8章。本編と繋がりのある0.5の部分が1つ。謎の冒険物が1つ。それ以外は短編という構成。短編はいくつかは特設サイトで読めるものの、こちらは挿絵あり。
    良くも悪くも箸休めの一冊。

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著者プロフィール

アサウラ:『黄色い花の紅』で第5回スーパーダッシュ小説新人賞・大賞を受賞、同作でデビュー。代表作『ベン・トー』はTVアニメ化を果たした。他代表作は『デスニードラウンド』(オーバーラップ)など。

「2022年 『リコリス・リコイル Ordinary days』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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