いいなりラプンツェル ―プリンス・ロイヤル・ウェディング― (シフォン文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086700016

作品紹介・あらすじ

留学から帰ってきた伯爵令嬢アメリアは、愛する妹ティーナに結婚話があると知らされる。だがティーナはほかに好きな人がいるというのだ。その人物とは、アメリアが逃げるように留学するきっかけとなった、この国の第一王子ジョシュア。妹には手を出さないよう、彼に懇願するアメリア。ジョシュアは承諾するかわりに「僕の言うとおりにしてもらうよ」と言い放ち…!?濃厚ロマンティックラブ。

感想・レビュー・書評

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  • 道端で助けたのは、国の第一皇子だった。

    そして始まる、姉の勘違い。
    ここの登場人物、というか幼馴染も勘違い状態。
    そもそも自分の気持ちをはっきりさせてなかったから
    こういう状態になっても指咥える羽目になったのですが。

    王子がストーカーです。
    粘着質ストーカー?
    周囲の皆様、これでいいのですか?! というぐらい
    誰も主人公に突っかかっていかないのがすごい。
    この5年間の根回し…もとい、実績のせいでしょうか?
    好きだから許される行為ですが、感情がなかったら
    死ぬのも視野に入れそうなやり口でした。

  • 最後までどこがラプンツェル?とか思いながら読んでたけど、お話自体は面白かったです。ヒーローの言動が気持ち悪いというかちょっと怖いなーと思うところもあったけど、でも一途だと思えば可愛いような気がしないこともない。

  • アメリアがジョシュアの言葉を曲解し過ぎるのもどうかと思うけども、それにしてもジョシュアはストーカー過ぎる。五年、姿を見せずに周囲を堅め続けるとか、もっと他にやりようがあるだろうよ。…で、アメリアが帰ってきたとたん、五年前と同じアプローチ方法とか学習しない子だよ(笑) お前、ホントにアメリアに好かれたいと思ってるのか?と言いたくなるSっぷりが在る意味面白かったも知れない。

  • 絵が池上紗京さんだったんで、ヒーローのジョジュアもヒロインのアメリアも見た目はものすごくいいんですけど、内容は余り代わり映えはしなかったかなぁ。

    ヒーローがエロ満載でしかもストーカーっていうと、ちょっと引きますけど、このイラストのおかげで、あまり嫌な感じはしませんでした。もうちょっとジョジュアの気持ちが書かれているとよかったんですけど。

    話の展開は、最初の再会シーンのところから、予想通りの展開で、その勘違いを逆手にとられて、エロ満載。アメリアの思い込みの強さがちょっともったいなかったかなぁ。いい加減分かれって感じでしょうか。

    当て馬のロブはあんまり役には立ってなかったし、どっちかっていうと、積極的なティーナがどんなふうに潔癖症のグスタブスを襲ったのかとか、あとでホテルの部屋にむかったティーナとグスタブスがどんな会話をしたのかって方がずっと気になりました。

    話の展開がワンパターンですが、イラストだけで私は満足でした。

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著者プロフィール

仁賀奈(にがな)
小説家。主にティーンズラブ小説、BL小説のジャンルを手がける。代表作のひとつ『シンデレラ・クルーズ』を刊行したフランス書院ティアラ文庫をはじめ、多くの出版社から著作を刊行し続けている。

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