巫女は初恋にまどう 王に捧げる夜の蜜戯 (シフォン文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 23
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086700160

作品紹介・あらすじ

アシタロテ神殿の巫女・ミュリエッタは、国王の聖婚相手-寄進と引き換えに床を共にする-に指名される。アシタロテは性愛を司る女神でもあり、聖婚は巫女にとって神聖な義務のひとつ。ミュリエッタは成人の儀を済ませ聖婚に備えることに。成人の儀は祭壇で処女を捧げるものだが、その相手に初恋のエレクテウスが選ばれ…?身も心もあなたに捧げるロマンティック・ラブストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • 【あらすじ】
    巫女として半人前のヒロインは、神官の相手役さんに絶賛恋わずらい中。
    でも彼は自分のことを妹ぐらいにしか思ってない・・・。それに一番近くには、主でもある美しい聖巫女様が。
    叶わない恋だっていいの。彼の姿が見られるなら・・・。
    なヒロインが、うっかり国王に目をつけられてしまい、きちんとその相手ができるようにって相手役からえっちの指南を受けるっていういつもの。

    【感想】
    面白かったです~!
    王様のためにえっちの指南、っていうと私的には『聖海の巫女~』あたりが浮かぶのですが、あっちは「はじめて」を王様に捧げるためにヒロインと相手役さんでほんとそういう一線は越えなかったけど、この作品はあっさり越えてます。えっ処女とか王様に捧げなくていいのとか思ったけど、まぁいいみたい。
    ・・・や、まぁ結果相手役さんが王様になったから、王様に捧げたっていうことにはなるのかな?でもあの時点でわかんなかったわけだから、まぁそこらへんは「???」でしたが、全体的に面白かったです~!
    聖巫女様の存在もあったお陰で、ヒロインのモキモキ具合も楽しめましたし、相手役さんがどんだけヒロインのこと愛してんだってそこかしこでわかるのが、よかったなぁ~。

    もー末永くお幸せに!

  • エレクティウスの年季の入った独占欲が見処。しかし、裏でそんな大仕事抱えていながら、よくもミュリエッタ調教に勤しむ暇があったな、と。でも、話の構成としては分かりやすくて良かったです。

  • 巫女ものはイマイチなことが多いのですが、この作品はちょっとマシだったかな。まあ、聖婚なんていう売春っぽいのがまかり通っている神殿のことは置いておいてですが・・。

    主人公のミュリエッタがエレクテウスが好きな人を自分の主だと思い込んでいたりってのは、よくあるところですが、エレクテウスがミュリエッタのことを好きで、聖婚の相手を買い占めていたり、ミュリエッタには伝わらないけど、こっそり嫉妬していたりってところは好感を覚えました。

    ただ、エレクテウス、ちょっとムッツリ過ぎません?確かに王の息子として父親に自分の愛するのがミュリエッタであるとバレるのは避けたいと思っていたとしても、初めてのときはもうちょっと愛が漏れ出て欲しかったです。なんか淡々としすぎていたように思いました。

  • 発売日の昨日、地元の書店にて購入。

    じれじれの2人にニヤニヤしながら読んでます。

    もう、昨日のうちに半分くらい読んでしまいました。


    ※追記

    私にしては、かなり早く読み終えたと思います。

    ただ、18禁な表現がたくさんあるので…、というか、ほとんどが18禁な表現なので、そういう表現が苦手な方が読むのには注意が必要かと。

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