皇太子さまのお気に入り 買われた踊り子は後宮で乱されて (シフォン文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086700610

作品紹介・あらすじ

母を亡くし、継母たちに虐げられるラティヤ。心の支えは母の言葉と踊りだけ。そしてラティヤは奴隷として売られてしまう。彼女を競り落としたのは、美しすぎる一人の男。彼は寵姫のふりを頼んできて…?

感想・レビュー・書評

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  • アラブの世界観でシンデレラ、という感じでした。
    わりとあっさりくっついたせいか、やたらいちゃいちゃしてる描写が多かったような…。
    とにかく甘いやりとりが読みたい方にはいいかもしれません。
    私にはちょっと合いませんでした。

  • 母を亡くして、お嬢様だったのが継母と継姉たちに虐げられて使用人同然に扱われていたラティアが、お金のために奴隷として売られ、奴隷市で皇太子のアルザークに買われます。過去にアルザークはラティアを見初めていたということでしたけど、終始優しいアルザークとラティアで、Hシーンもとにかく優しいアルザークでした。

    また、父王がラティアを試すシーン。なんだ、この好色親父は?って思っていたら、ちゃんと理由があることでしたし、アルザークの母がひどすぎました。

    まあ、さらにひどいのは後半また出てきた継母と継姉。これまでされてきたことを考えると、性格が変わったとは思えないのに、ラティアはまんまと騙されて、また売られちゃいました。

    危機一髪はアルザークによって救われましたし、継母と継姉も罰が与えられて、後半スカッとしました。

    イラストもとってもきれいで、ラティアもアルザークもイメージ通りでした。

  • TLはとかく男側が女性に対して強引というパターンが多い中、この作品は皇太子さまがヒロインに対して終始、優しく、思いやり深く接して嫌がることは絶対にしいというのが印象的でした。
    嫌みもなく、細部までよく描き込まれている作品で、それなりに面白いと思う反面、何か今一つ物足りない気がしてしまいました。
    グイグイと引っ張られていくというか、先が気になって仕方ないということはなかったように思います。そこがちょっと物足りませんでした。
    あとは、イラストがとても素敵だったと思います。

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