下鴨アンティーク アリスと紫式部 (集英社オレンジ文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086800044

感想・レビュー・書評

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  • ストーリーのコアになる謎の部分が不思議という名の超常現象で、そこが受け入れられなかった。元も子もないけど。残留思念とかがある世界、みたいな設定だったらまた違ったのかなぁ。春野君どうなるかは気になる。

  • 思ったより軽い小説で、今の巡り合わせとしては物足りなかった。

  • 【収録作品】アリスと紫式部/ボタンと薔薇のソネット/星月夜

  • 2015年1月集英社オレンジ文庫刊。シリーズ1作目。3つの連作短編。京都の旧華族や、洋館なんかが、登場し、そして、不思議なアンティーク着物にまつわるお話世界は、とても興味深く、面白いです。着物の見立てに使用する対象が、わかり易く、納得できます。次巻が、楽しみになるファンタジーです。

  • 2017/4/6宝塚西図書館から借りた。

  • 京都の古くて大きな洋館に住み、通うのはお嬢様学校
    一緒に住むのは、ちょっとだらしないけど、いざと言う時には
    頼りになるイケメンの兄と、優しくてステキな兄の友達で、週末は
    祖母の形見のアンティーク着物を着て過ごす、旧華族のお嬢様が
    持ち主の未練によって柄を変えたり、泣き出したりする着物を元に
    戻す為に、奮闘すると言う

    ファンタジーと言うより、ほぼ御伽噺なので設定を大正時代とか
    日本っぽい架空の国にした方が、違和感ないかも

    想い合ったのに、一緒になれなかった男女の襦袢と羽織裏を
    一緒にしてあげたら解決とかは、安易だけどまぁ判り易い

    けど1作目の、この見立てにしたから!なんてのは、ちょっと
    無理が有る気がするなぁ

    表紙を含むデザインが美しくて秀逸、これで何かグッズを作って欲しい

  • 2015.02.22.
    祖母世代ならアンティークじゃなくてまだヴィンテージだろと思った。

著者プロフィール

三重県出身。同志社大学文学部卒。雑誌「Cobalt」短編新人賞に入選の後、2012年度ロマン大賞受賞。主な著書に『下鴨アンティーク』『契約結婚始めました』「後宮の烏」シリーズ(集英社オレンジ文庫)『三日月邸花図鑑』『九重家献立暦』(講談社タイガ)などがある。

「2023年 『海神の娘』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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