明治横浜れとろ奇譚 堕落者たちと、ハリー彗星の夜 (集英社オレンジ文庫)

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著者 : 相川真
制作 : あめのん 
  • 集英社 (2015年3月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086800143

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明治横浜れとろ奇譚 堕落者たちと、ハリー彗星の夜 (集英社オレンジ文庫)の感想・レビュー・書評

  • 面白かったー。
    役者志望で演技力抜群なのにあがり症、精密画ならお手の物なのにシューリズムに拘って売れない画家、頭脳明晰なのに浪漫発明家、すごい才能の持ち主なのに何処か駄目な3人組が事件を解決する。
    面白かった、けど天空が黒幕って言うのは残念だった…。
    4人組でちぐはぐ頑張って行くのかと思ってたので。
    西さん親子は阿片中毒から抜け出したのかな。
    佐治さんも一緒にやり直して欲しいな。
    2巻も出てるらしいのでそれも読みたい

  • オレンジ文庫の小説、これから読書を始めたい方にはおすすめかもしれないと思った1冊でした。ストーリーの謎も楽しめて、伏線も十分にあり、展開も面白い。明治だからと気構えずとも雰囲気を味わえて軽く読める、良いですね。
    明治ロマンを求めて手に取ったので少々物足りなさはありましたが、オレンジ文庫の意味を考えるとこれで良いのだと思ったり。
    ハレー彗星見てみたいなぁ。

  • 明治時代の雰囲気とかファッションとかが好きで買いました。

    横浜を舞台にしてそれぞれ役者、発明家、画家を目指すも定職につかない3人の若者が活躍する話。
    ミステリー要素はそんなに深くはないのですがテンポがよくサクサク読めました。
    それに出て来るキャラクターに嫌味がないという意味で癖があってそこが楽しめる点かな。
    しかもいいとこのボンボンで跡継ぎ争いなどとは無関係な様子。

    最初はどうして寅太郎は演技力はあるみたいなのにそこまで上がり症なんだろう?って思ったら最後まで読んでようやくわかりました。
    あんな兄妹いたらそりゃそーなるわ(苦笑)

    それにしても洋菓子屋の愛さんは飄々としすぎているくらいだけれど一体何者・・・?

  • 2017/2/2~2/15

    時は明治末期、ハリー彗星騒動におののく横浜。役者の寅太郎、画家の谷、浪漫研究家の有坂は定職にもつかず周囲を呆れさせている「堕落者(=フリーター)」たち。「富国強兵」なんのその、お国の役に立たない夢野望に邁進している三人だったが、行きがかり上首を突っ込んでしまったハリー彗星退治をきっかけに、横浜に蠢く面妖怪奇な陰謀に巻き込まれることに…!?

  • 御一新から早や半世紀。明治の末の横浜で、堕落者三名と警官一名、それに年齢不詳の美女一名が繰り広げる物語。
    タイトルにもなっているように、明治の末に来たハレー彗星が話のポイントになっています。
    表紙のライトな感じからは想像できないほど本格的に明治の世の描写がされていて少しびっくり。いい意味で期待を裏切られ、面白かったです。
    イケメンが4人出てきますけど、一番のお気に入りは絵描きの谷。顔が好み(断言)!
    硬派で一途な警官である水谷。ヘタレなのに演技に入り込むと別人になる寅。見たものをそのまま絵で再現できる谷。何気に帝大出の有坂。
    この時代の若い人は何だか皆富国に邁進しているイメージがありましたが、そんなのそっちのけで我が道を行くキャラ達(水谷は除く・笑)に、肩の力を抜いて読むことができました。

    お話の方もなかなか本格的なサスペンス。ハレー彗星が近づいている横浜の街に、何故か自殺者や心中が増える。そしてあるお屋敷に忍び寄る謎の影。
    阿片の密輸をめぐる一連の真相は、時代背景をしっかりと踏まえています。
    メインキャラ以外にもいろいろとキャラが出てくるんですが、混乱せずに読めるのでその辺もしっかり作られてるなぁと思いました。
    ラストに出てきた寅ちゃんの許嫁が割といいキャラなのに出番少ないなーと思ったのですが、続編があるのですね。そっちには出るのでしょうか。
    続きも読みたいと思います。

  • 書店の横浜特集コーナーで見かけて気になっていた一冊。明治の横浜を舞台に、堕落者(=フリーター)3人が事件に巻き込まれていくお話。タイトルとあらすじからミステリーなのかなあと想像していたため、実際そうではなかったので少し消化不良でしたが、3人がやいのやいの言いながらも問題を解決していく様子はいいチームだなと思いました。冒頭、自転車のチューブのくだりは久しぶりに聞きました。思わずクスリとしてしまいました。(図書館)

  • 気弱なおぼっちゃんをとりまく変人たち、できのいい兄弟に甘やかされてうんざり、などよくある設定だけど芝居がうまいところが独特か。気楽に読める。

  • やっぱりこの時代好きです
    今でいうフリーター(ニート?)だけど実はみんないいトコのボンボンってずるいよなー
    3人+水谷巡査の関係性がいい
    愛さんの正体に疑惑を抱いちゃったんだけど考えすぎかな…?笑

  • 発想がありきたり。

  •  役者、絵師、学者と非常にその時代における華やかな(?)職業のようで、けれどただの無職とは惹きつける要素がてんこ盛りで面白かったです。
     疾走感があって読んでいて飽きさせなかったですね。大正の頃の横浜は知らないけれど非常に詳しく魅力的に書いているのがよいと思いました。
     ミステリとしてはやはり、ですよねーという展開でしたが主人公の家族構成があれなので他の二人も予想だにしない何かを秘めているのかなという楽しみがあって次巻が気になります。
     個人的なポイントとしては、上がり症な主人公が、舞台以外ではガラスの仮面ばりに役に入り込むところがギャップがあって最高でした。

  • 横浜を舞台にした明治もの。
    なじみ深いゲーテ座が出てたり、オデオン座が出てきたりと……。

    他にも描ける場所があるので、おそらく出る次の巻が楽しみかも。

  • おもしろかったです。寅ちゃんのあの性格は兄姉たちが猫かわいがりした結果だろうなあwww バックが心強いから堕落者できるんだなあ( ̄▽ ̄;)

  • 良くも悪くも素直な、まさしくキャラクター文芸です。
    表紙や帯に書かれている「三人のフリーター」のキャラが際立っているし、それぞれ特徴が異なり、台詞も特に説明を要することなく誰がどのことばを発しているかわかるあたり、キャラクターの造形は魅力的。個人的には浪漫研究家の有坂さんがすごく好きです。若い子から大人まで楽しめそうな、わりと王道のお話。
    ただ、ミステリとして読むのなら、内容・展開はわりとありきたりだと感じます。のっけの登場からこいつクソ怪しいな~~と思っていたらその通りの黒幕で、それが冒頭の良くも「悪くも」素直な話だと感じた理由です。もっとも、ミステリという枠組みで無かったら申し訳ないのですが……。予想や「こうなるだろう」という期待を裏切ったりはしないので、最後まで楽しく読める作品かと。
    ただ、これは作者さんというより出版社サイドへの疑問なのですが……一度ルビを振った単語にまた何度もルビが振られていたり、わりと一般の小説にはルビなしで登場するような単語にもルビが振られていたりして、見難かったりしたページが幾つかありました。時代が題のとおり明治期なので、ある程度地名や国名などルビを振らなければならないところがあることは分かるのですが、すごく謎基準だなと気になりました。

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明治横浜れとろ奇譚 堕落者たちと、ハリー彗星の夜 (集英社オレンジ文庫)の作品紹介

明治末期、ハリー彗星騒動に沸く横浜。役者の寅太郎、画家の谷、浪漫研究家の有坂は定職にもつかず周囲を呆れさせる「堕落者」。首を突っ込んだハリー彗星撃退依頼をきっかけに、横浜に蠢く陰謀に巻き込まれ!?


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