ソルティ・ブラッド ―狭間の火― (集英社オレンジ文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 75
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086800174

作品紹介・あらすじ

京都府警刑事課に所属する新卒キャリアの宇佐木アリスは、ある放火事件の捜査を担当することに。深く真相を追うにつれ、それが人間の血を食料とする、奇妙な生態を持つ者が関わっていることが判明し!?

感想・レビュー・書評

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  • 京都の警察署で火事の捜査を担当する研修中のキャリア女性が巡り合う不思議な事件とその関係者達。ミステリの体裁ながら、オカルト部分の設定も比較的現実的で面白かった。

  • 吸血鬼の天川。警察キャリアのアリス。
    アリスには吸血鬼の力(洗脳)とかが効かない。
    あと、なんか事件を感じ取る能力がある。
    放火が結局どうなったのかよくわからなかったけど、面白かった。

  • 第六感で事件や犯人に巡り合ってしまう二十三歳低身長の刑事アリスと放火事件と吸血鬼と売春。血が無二の食料である者の存在と刑事ものの共存が独特だけれど個性というには弱いかなあ。アリスが特に有能でもないから薄ぼんやりとしていたけれど次第に馴染んだ。アリスには想像もつかなかったという動機に意外性はなかった。

  • 新人キャリアの主人公は『オカルト』ちゃんと呼ばれる
    妙な体質を持っていた。

    怪しいものに近寄って巻き込まれてしまうとは
    因果な体質だな、と。
    職業を考えれば大丈夫そうですが。
    始まりの放火事件から、やたらに出会う青年。
    彼は何? という状態でしたが、本人の独白により
    正体が判明するわ、やり口が判明するわ。
    これどうやって事件解決まで進むのかと思っていたら
    背後が~背後が~で、二転三転していく事件内容。
    一体誰が何の目的だったのか、が分かった時
    スリリングな相手を選んだな、と。
    確実に、ばれた時がやばそうですし、ばれそうな環境で
    どうするつもりなのか、と問いただしたいものが。

    終わりよければすべてよし、という感じでしたが
    これ以上秘密を知っている者がでなければ
    無事に人生送れるでしょう。

  • ちょっと前のめり気味の主人公。
    かっちりした雰囲気で捜査が中心になっているので、もうちょっと他の部分も描いて物語にゆとりが出来ると良かったかな。
    吸血鬼設定も無くても良かったんじゃというくらいなのが残念。

  • タイトルの意味に気づいて「ああ、なるほど!」となった。結構おもしろかったです。

  • ん~なんかおしい。

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