明治横浜れとろ奇譚 堕落者たちと、開かずの間の少女 (集英社オレンジ文庫)

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著者 : 相川真
制作 : あめのん 
  • 集英社 (2015年9月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086800372

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明治横浜れとろ奇譚 堕落者たちと、開かずの間の少女 (集英社オレンジ文庫)の感想・レビュー・書評

  • シリーズ2作目。今回は女学校で起きる事件のお話。一見、華やかな女学生たちも、家柄や身分など、自分ではどうすることもできない色々なものに縛られて生きていたのですね。自分が持っていないものを他人が持っていることに嫉妬し、時にいじめを行うのは、現代でもそう変わらないなと思いました。 謎だらけ愛の過去も明かされ、読後に表紙を見ると、なるほど!と思います。(図書館)

  • 今回はシリアスなお話でした。

    裕福な子女が通う女学校が舞台。
    明治らしく華族や旧家だけでなく一代で財を成した子も通っていました。
    でも旧家じゃないからと差別されていて今でもこういうことはありそうだな、と思いました。

    しかも家のためと好きでも望んでもいない相手に嫁がなきゃいけない。
    自分にやりたいことや夢があっても「女には学問も夢もいらない。家に尽くし子を産み守ればいい」と押し付けられる。
    そこから始まる悲劇。

    悲しいと同時に「人形」を辞める決意をした人間は強いなぁ。
    その1人の愛さんの過去が判明。
    まさかでした。
    おそらくフランス語も話せなかっただろうに。

  • シリーズ第二弾。今回の主役はミステリアス美女・愛さん。

    冒頭に出てきた開かずの間の少女が愛さんなのかな…と思うものの、確証なく最後までいき、『ナルコさま』の名前に『愛子』と当てると出てきたのを見て「やられた! 気づかなかった!」と思った。
    どんな人物でも見事に演じ切る(但し観客は10人以下)寅。とんでもなくキレる頭脳とすこぶる良い見た目を持つ有坂。何でも見たままに描くことができる谷。
    今回も三者三様の能力を上手く発揮しつつ、トボけた掛け合いを見せてくれて大満足でした。
    水谷巡査がもう少し見たかった。…というか、愛さんと一回でいいからデートの一つでもさせてやってほしい。

    旧時代から引きずる身分の差や、女学生同士のドロドロした感情、人身売買がはびこる情勢。そんな中で起こった久の変死という、一見陰惨なストーリーなんですけど、三人の掛け合いで暗くなりすぎずに流れていく。
    ライトに読めはするのですが、時代考証的な物は割と本格的で、前作に引き続き伏線の貼り方なんかも素晴らしい。
    花田先生の行動のチラ見せ具合が一番見事だと思いました。

    寅ちゃんの婚約者・直枝。最後にちらっとしか出てないのに相変わらずいいキャラ。
    寅ちゃんと結構似合ってるじゃん、と思わなくもない(笑)。
    愛さん一筋の水谷、常にモテてる有坂、婚約者がいる寅。そんな中、残された谷くんと女性が絡むエピソードも見たいなぁ。

  • 面白かった。女学校、という舞台が好き。少し重めの話。

  • 今も続くお嬢様学校も当時はこんな校風だったのだろう。今も?

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明治横浜れとろ奇譚 堕落者たちと、開かずの間の少女 (集英社オレンジ文庫)の作品紹介

明治末期、横浜。堕落者(=フリーター)と呼ばれる役者の寅太郎、画家の谷、浪漫研究家の有坂らは、女学生を助けたことで、女学校に伝わる「開かずの間」の謎を解くことに……。好評第2弾!


明治横浜れとろ奇譚 堕落者たちと、開かずの間の少女 (集英社オレンジ文庫)はこんな本です

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