金物屋夜見坂少年の怪しい副業 (集英社オレンジ文庫)

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著者 : 紙上ユキ
制作 : 宵 マチ 
  • 集英社 (2015年11月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086800501

金物屋夜見坂少年の怪しい副業 (集英社オレンジ文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 他界した先代から引き継いだ金物屋を営む夜見坂少年。引き継いだのは金物屋だけでなく、副業の「まじない屋」もで・・・。その「まじない屋」に依頼された不可思議なことの裏にある真実を夜見坂少年が解き明かしていく・・・。これがデビュー作だそうですけど、なかなか読みごたえがあって、面白かった。大正から昭和初期あたりの雰囲気(架空の国ですが)や、夜見坂少年の年齢(いくつなのかな?)と言動にギャップのあるキャラもよかったです。

  • 2017/2/28~3/9

    夜見坂少年の生業は、鍋や薬缶を売る金物屋だ。去年他界した先代から引き継いだ店である。そして、もうひとつ引き継いだのが「まじない屋」。不本意ながら、こちらの方が繁盛している。ある日、賀川男爵家の家令を名乗る男に屋敷へ連れて行かれた夜見坂は、男爵から息子・千尋にかかった呪いを解くよう命じられる。大学を休み、離れで寝込む千尋に会った夜見坂は…?

  • もっと金物屋の本業場面があると良かった。副業のまじない屋に持ち込まれる案件は家族内のトラブルばかりで重い。

  • 舞台は明治~大正時代っぽい雰囲気なんですけど、明正という架空の時代設定。
    正業として金物屋、副業としてまじない屋を祖父から継いだ夜見坂少年が主役。
    夜見坂は少年と書いてあるけど割と年齢不詳なところがある。まじない屋の方はしぶしぶやってる感じ。

    一話目「人形」で、賀川男爵家の息子で医学生の千尋と知り合う。
    千尋は「人形」の呪いにより病に伏していて、今にも死にそうになっていた。まじない屋の夜見坂に、賀川男爵から調査の要請があった。
    実は千尋の不調は呪いでもなんでもなく自作自演。父親の手が付いた女中を救おうと、千尋が身体を張っていたという真相を、夜見坂が見抜く。
    千尋の抱える事情を夜見坂が解決し、千尋が夜見坂のパートナーとなる。

    二話目「迷信」
    「女しか生き残れない」という呪いのかかった家の未亡人が、病気の娘を助けてほしいと泣いているのを千尋が見かける。
    医療的なものではなく、呪いかもしれないと踏んだ千尋は、夜見坂を頼る。
    真相はタイトル通りの話。
    入れ替わり。

    三話目「開かずの間」
    両親の死により、両親の会社を継いだ青年との政略結婚が迫っている女学生の瞳子。
    瞳子の婚約者である青年は仕事ができるが、瞳子のことはただの出世のアイテム程度にしか見ておらず、さらに瞳子の行動は逐一監視されており、息苦しいことこの上ない。
    ある日学校を飛び出した瞳子は雨に降られ、夜見坂の店の軒先に飛び込む。
    瞳子の両親が亡くなった事件の時に、瞳子穂守るために夜見坂の祖父と薫・希和が複雑に動いた結果が今の状態だった。
    夜見坂は祖父が瞳子を守るために封じた瞳子の記憶を再び開放する。
    瞳子と薫(婚約者)の関係が本当に良い。
    薫が瞳子のことを女性としてどう思っていたのか分からないけど、初めの方の偽りの関係も、結末に置いての二人の立ち位置も、始終ドキドキした。

  • うん、面白かったです。ラノベだし、と侮って読み始めたら結構読み応えがあり、大正時代的な(作中では明正時代らしい)背景描写や言葉の選び方など上手いと思いました。この作者さんは他にどんな作品があるのだろう?と、調べたら、なんとこの作品がデビュー作とは驚きです。続編と、今後の活躍にも期待して注目します。

  • 亡くなった祖父から金物屋+副業のまじない屋を引き継いだ夜見坂少年が遭遇した3つの事件。
    ホラー+ミステリーみたいな話。呪いや悪気、殺人事件も出てくるけれど、ホラーとしてもミステリーとしてもすごくあっさりしている。その辺りを期待して読むと、少し物足りないかも。
    年齢の割には分別臭くて、洞察力が優れていて、おまけに広い人脈をもつ少年が、依頼人たちの心の内側に触れて、悩みを解決していく感じ。一応まじない屋らしき力も発揮するけど。

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金物屋夜見坂少年の怪しい副業 (集英社オレンジ文庫)の作品紹介

夜見坂少年の生業は、先代から引き継いだ金物屋。もうひとつ引き継いだのが「まじない業」。不本意ながら、こちらの方が繁盛している。ある日、男爵家から「呪殺を阻止してほしい」という依頼が…?

金物屋夜見坂少年の怪しい副業 (集英社オレンジ文庫)はこんな本です

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