猫だまりの日々 猫小説アンソロジー (集英社オレンジ文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086801676

作品紹介・あらすじ

職を失った男のもとへやってきた猫、かつて飼っていた猫に会えるというホテル、猫飼い放題の町で出会った二人、猫が集まる縁結びの神社、死後に猫となり妻に飼われる男──猫にまつわる五つの物語。

感想・レビュー・書評

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  • 楽しいとき、寂しいとき、傍らにいつも寄り添ってくれる大事な存在。

  • 購入。

    これはもう、買うしかない!と思った。半分以上の作者さんは既存、知らないにしても猫だし!(笑)
    案の定、楽しく&切なく読了。なんで猫ってこうも物語になるのでしょう。
    特に青春時代にハマって読んでいた作者・真堂樹先生の作品はもう切なくて!出先で読んでいたけど、泣きそうになった。ツラいよ!でも幸せになって欲しい!(笑)
    猫アンソロジー、とても満足してます。ありがとう。

  • 猫の本出せば売れると思ってません?(何だカンダ言っても買っちゃうんですけどね)

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    職を失った男のもとへやってきた猫、かつて飼っていた猫に会えるというホテル、猫飼い放題の町で出会った二人、猫が集まる縁結びの神社、死後に猫となり妻に飼われる男──猫にまつわる五つの物語。
    http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-680167-6&mode=1

  • 縁切りにゃんこはちょっと私には合わなかったけど、
    他の4編はどれも好き。

    ハケン飯友は作者さんが好きだし、
    生まれ変わって猫になるっていうの、ちょっと悲しいけど身近だった人のそばにいられるっていうのはいいのかな。
    でもやっぱり切ないな。

  • 2017年12月講談社オレンジ文庫刊。椹野道流:ハケン飯友、谷瑞恵:白い花のホテル、真堂樹:猫町クロニクル、梨沙:縁切りにゃんこの縁結び、一穂ミチ:神さまはそない優しない、の5つの短編。 化ける猫や猫に転生する話があったりするのが楽しくて面白かったです。

  • 思い描いていた猫話とはちがった……。
    (ほのぼの猫話を想像していた私です)

    「白い花のホテル」はさすが、としか言いようがない。

    ハケン飯友★★★☆☆
    白い花のホテル★★★★☆
    猫町クロニクル★★☆☆☆
    縁切りにゃんこの縁結び★☆☆☆☆
    神さまはそない優しない★★☆☆☆

  • 「白い花のホテル」は一捻りあってよかった。こんなホテルがあるなら、私も会いたい猫はいます。「縁切りにゃんこの縁結び」はただただ読みにくかった。ごちゃごちゃでキャラも視点も整理できてないし、商業小説の体をなしてない。
    生まれ変わりがあったり、人に化ける話があったり、意外に猫を愛でる系の話はない短編集でした。

  • 谷瑞穂さんの「白い花のホテル」が印象に残りました。アンソロジーの構成としては、変化に乏しかったかなと感じました。なので、二つ星で。

  • うちの猫も言葉分かるんかな。

  • 猫にまつわるアンソロジー。猫と話したり、人間が猫になったり…ちょっと不思議でほっこりする話がつまっていました。どれも良かった。
    関西弁でちょっとコミカルだった一穂ミチさんの「神さまはそない優しない」。不覚にもホロリとした。「朝メシ、ラップかけといて」か…。

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著者プロフィール

三重県出身。『パラダイスルネッサンス楽園再生』で一九九七年度ロマン大賞佳作に入選しデビュー。「伯爵と妖精」シリーズ、ベストセラーとなった「思い出のとき修理します」シリーズ、「異人館画廊」シリーズ、『がらくた屋と月の夜話』『まよなかの青空』『あかずの扉の鍵貸します』『ふれあいサンドイッチ』など著書多数。

「2023年 『神さまのいうとおり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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