聖地の想像力 ―なぜ人は聖地をめざすのか (集英社新書)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087200379

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  • [ 内容 ]
    宗教が変わり、国家が替わっても、聖地の場所は変わらない。
    なぜ聖地は何千年も移動せず、人は聖地をめざすのか?
    世界中の聖地を訪ね、研究してきた宗教人類学者が、「聖地の謎」を読み解く。

    [ 目次 ]
    1 聖地の定義
    2 石組み
    3 この世に存在しない場所
    4 ドン・ファンの教え
    5 もうひとつのネットワーク
    6 巡礼
    7 世界軸 axis mundi
    8 二つの聖地
    9 夢見の場所
    10 感覚の再編成

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 口絵
    はじめに
    01 聖地の定義
    02 石組み
    03 この世に存在しない場所
    04 ドン・ファンの教え
    05 もうひとつのネットワーク
    06 巡礼
    07 世界軸 axis mundi
    08 二つの聖地
    09 夢見の場所
    10 感覚の再編成
    註一覧
    おわりに
    図版・写真一覧
    (目次より)

  • すべて抱壊され、感じられ、実験され、考えられ、見抜かれたものは現実である。そして現実以外には何ものもない。世界は世界ではない。

  • 聖地は地球のへそ。そこは裏宇宙とつながる場で、感覚の再編成が行われる。母胎回帰本能により、人々は古代から変わらず聖地を目指してきた。すでに持っていたスピリチュアルな知識と合わさって、非常に理解が深まった。

  • 陶酔や不思議を研究している著者が、聖地について書いた本。東京ディズニーランドも実は聖地だとわかります。聖地とは何ぞ?

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著者プロフィール

1947年東京都生まれ。宗教人類学者。京都造形芸術大学教授。東京大学卒業。東京大学大学院人文科学研究科(宗教学)博士課程修了後、シカゴ大学大学院に留学、M・エリアーデらのもとで研究を続ける。NYのニュースクール・フォー・ソーシャルリサーチ(人類学)客員教授、関西大学教授、人間総合科学大学教授などを歴任。四十年以上、世界各地で宗教人類学調査を続けている。主な著書に『生きるチカラ』『偶然のチカラ』(共に集英社新書)、『官能教育』 (幻冬舎新書)、『賭ける魂』(講談社現代新書)ほか。

「2017年 『運は実力を超える 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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