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みんなの感想・レビュー・書評
大学生のなかで使役形が嫌われているのは事実である。それを私は身を以て実感した。
言葉遣いが妙に馬鹿丁寧なのだ。いちいち「〜させていただく」と言っている。ぼかしを入れると言おうか、婉曲な表現が多く話していて疲れた経験がある。
なにげなく聞いていた NHK ラジオの「高校講座 現代文」で第四章の「空虚なコミュニケーション」が取り上げられていて、面白そうだったので購入。
http://www.nhk.or.jp/kokokoza/radio/r2_genbun/index1.html
[ 内容 ] 日本語ブームが起きて久しいのに、ちまたで聞こえる人々の日本語はなぜヒドイ状態のままなのだろう? 敬語や慣用句は間違って使われ、陳腐な接客マニュアル語は一向に改められない。 大人たちは若者コトバを取り上げて、「まともな日本語が話せないなんて!」と嘆くが、当の大人たちも語彙は乏しく、言語コミュニケーションも苦手のようだ。 日本語と外国語を、外国人と日本人に教えている著者は、最近、... 続きを読む »
「暑いかもしれない」断定を避けて文末をあいまいにした表現。考えさせられました。外国人向けの日本語教育をされているからこその視点ですね。
やまびこ挨拶という言い方を初めて知りました。お店でひとりの挨拶をきっかけにして、他の店員もいっせいに挨拶する。
もう日常で気になって気になって。
これは明らかにおかしいだろうと、本当に使われているのか疑ってしまうような言葉遣いも沢山ありましたが、これはどこが変なんだろうと思う言葉遣いもあって、かなりショックを受けました。何だかもう何もかもが間違っていそうで怖くて喋れませんね。コミュニケーションの“コ”は、ラテン語語源の「ともに」「結合」「同伴」を意味する接頭辞だそうで、カタカナ語の頭についている言葉はどれも他者なしでは出来ないものばかりでした。しかし、この本に書かれているコミュニケーションはどれも相手の事を考慮していないものばかり…。そんな“投げやり”な事にはならないよう、日本語とコミュニケーション能力を高めようと思いました。
日本人たるもの日本語に興味を持つのは自然である。乱れた日本語に囲まれた生活で、メディアにおいて日本語が取り上げられる。日本語への興味は高まる。そこで本書において、どのような日本語が気がかりな過った用い方をしているのか…恐る恐る開いてみる。案外知っていることがあったりもする。話し言葉と書き言葉の違いも何となくわかるような気がする。日本語に興味をお持ちの方は楽しめるかと思う。
本屋で立ち読みして、その文章力に感心した。ちょっとペダンチックなところもある。若い人たちがこの本を読むと日本語を話せなくなってしまうかも。
野口恵子のかなり気がかりな日本語を読みました。このホームページでも言葉を扱っていることから、最近日本語関連の本を買って読むことが多いのですが、この作者によるとこのところ日本語の本のブームだとのこと。本の内容は現在の大学生や大人の日本語・敬語の乱れについての分析でした。納得できる部分が多く、ふむふむと読みました。今の子供たちは育つ過程において、いろいろな大人たちと話をする機会がなく、仲間内や家族の中の狭い世界でしか育っていないために正しい日本語を使えない、という主張は大賛成ですね。そのことによって、日本語だけではなく人生に対するスタンス自体もおかしくなっているような気がします。






