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終わらぬ「民族浄化」 セルビア・モンテネグロ についての感想・レビュー・書評


終わらぬ「民族浄化」 セルビア・モンテネグロ (集英社新書)
129人が登録 ★3.71

著者: 木村元彦 
本 / 集英社 / 256ページ / 2005年06月17日発売
ISBN/EAN: 9784087202977
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評価平均: 3.71
登録数: 129
レビュー数: 16
価格: ¥ 735 (参考価格:¥ 735)

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みんなの感想・レビュー・書評

ヒカルさんのレビュー 4 読み終わった

1999年のコソボ空爆以来、西側には終わっていると報道されている現地の状況報告。何年も現地で丹念に取材した、ルポタージュ、報道(ジャーナリズム)とは、このようなことに原点があるのだと思う。

アカデミズムとは一線をおいた現地の現状であるので、その評価は読者やそれを読んだ人にゆだねられていると思う。

近親憎悪という形や、恐怖が次々と惨劇を生んで行くことなど、人間の業の深さを感じてしまった本だった。巻末の東大の柴教授との対談もよかったと思う。

satokotokomさんのレビュー 4 読み終わった

現地に何度も足を運び、両側の意見をきちんと取材し、スポークスマンでなく民間人の声に耳を傾ける。これこそが正しいジャーナリズムの在り方だと痛感した。

昨年訪れた、美しいバルカン半島の国々。あの美しい景観が2度と破壊される事のないよう、悲しい歴史が繰り返されない事を切に願う。

itou++さんのレビュー 3 読み終わった

時代背景の知識がないから本質的な理解ができないが、とても興味深かった。
現地取材って重要だな。こうゆうのがジャーナリズムっていうんだろうな。

k0f513さんのレビュー 4 読み終わった

複雑な、ボスニア戦争のその後が分かりやすくまとめられてて読みやすかった。政治家たちと先進国の残した傷跡は、あまりにもひどい。。

bitterdamerungさんのレビュー 読み終わった

NATOと言うな名のまたアメリカか!と言ったところでしょうか。
セルビア側もやっちゃってるが
コソボ側もやっちゃってるだろう。
なのにセルビアだけが空爆をうけ
コソボにはCIAが協力しちゃったりしてる

アフガニスタン、イラクに類する事例かと。

緋黎さんのレビュー 3 読み終わった

ゼミで使用。

baxさんのレビュー 4 読み終わった

[ 内容 ] 1999年のNATO軍の空爆により、コソボ紛争は公式には「終結」したことになっている。 しかし現地では、セルビア系の民間人が三〇〇〇人規模で行方不明になるなど、空爆前とは違った形で「民族浄化」が続き、住民たちは想像を絶する人権侵害の危機にさらされている。 また、空爆による劣化ウラン弾の被害は甚大で、すべての回収には一〇〇年を要するという。 本書は、空爆終了後六年間にわたって現... 続きを読む »

kawaさんのレビュー 4 読み終わった

背景をある程度知っていれば、文章は平易で逸話や対話も具体的。特定の主張ではなく混沌とした様子がじわじわと伝わってくる。インタビューされる人たちが著者にかける言葉はしばしば優しく、しばしば厳しい。これが著者を通して読者にも届く。

ちょうど現在(2009年11月)、NHK制作の番組でコソボの風景が少しだけ紹介される。「世界遺産への招待状 24 コソボ 戦禍を越えた教会へ」(2009/11/09) http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/invitation/archives/archive091109.html
(2009/11/13, 16時台に再放送)。

小野不一さんのレビュー 3

 ユーゴスラビアは、チトー大統領の傑出したリーダーシップによって諸民族が微妙なバランスを取ることで成り立っていた。チトーの死(1980年)によって、この均衡が崩れる。1991年、ユーゴスラビア紛争が始まる。

 <a href="http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20090715/p3" target="_blank">http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20090715/p3</a>

matubuさんのレビュー 3

前提知識がなさすぎて少しついていけない、、


とりあえず、世界の紛争と世界の歴史の本買ったので
内容を一通り読んでから再読して
改めて内容に関してはレビューを書こう。

生卵さんのレビュー 4

木村さんの現地取材主義は相変わらず。わたしはこの人の本を読まなければセルビア難民の存在も知らなかったかもしれません。内戦で一方の陣営からは被害が出ないなどということはあり得ないにも拘わらず。巻末の柴宜弘先生との対談も(短いですが)興味深いです。セルビア内の自治州としてやや影の薄いヴォイヴォディナが取り上げられていたのも印象的。もうひとつの自治州がコソヴォじゃ影が薄いのもしかたありませんけどね。(追記:とか言ってるうちにコソヴォも独立か…)

そふとさんのレビュー 3

中欧もセルビアやクロアチア、アルバニアあたりの本は少ない。郷愁に駆られて購入。

えいじさんのレビュー 4 読み終わった

『悪者見参―ユーゴスラビアサッカー戦記』からさらに著者は旧ユーゴスラビア諸連邦・地域の取材を進める。
民族同士の対立は、居住地域からの対立民族の(拉致・殺害を含む)強制排除を生んだ。
もはやニュース・ソースとしては扱われない民族間の凄まじい“浄化”の実態を本書においてもその徹底した現場主義で伝えている。

あちゃくんさんのレビュー 4

この本に書かれていることが、同じ地球上で起こっていることかと思うと、暗澹たる気持ちになります。
民族が違うという理由で、隣人を殺しあう現実。
民族って何なんだろう?深く考えさせられるものがありました。

ゆらゆら帝国民さんのレビュー 4

木村元彦氏のユーゴの現在を描いた作品ですね。今尚続く、旧ユーゴの民族紛争。サッカー関係の記述はほとんど無いですが、旧ユーゴスラビアの今を知ることの出来る名著です!

侍んさんのレビュー 4

コソボ紛争後のセルビア・モンテネグロのルポタージュ。<br>
<br>
セルビア系・アルバニア系住民間にはいまだ多くの問題がある・・・と言うのは簡単だが、この本に書かれている内容は、ずっと重い。<br>
行方不明者が出つづけているセルビア系住民。その数三千人。何故、それが報道されないのか。何故解決しないのか。そして何故そんなことが起っているのか。<br>
<br>
現地の重たい空気が伝わってくるような気分になってしまう。

全16レビュー中 1 - 16件を表示
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