乱世を生きる ―市場原理は嘘かもしれない (集英社新書)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 385
感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087203189

感想・レビュー・書評

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  • 経済とは勝ち負けではなく、幸せでありたいと思う人間の普通の感情である

  • 下調べせずに思いつくまま書いたのだろうと思われます。
    まず、支離滅裂な部分がいくつかあり、全体的に論理を欠いているため説得力がありません。著者の経済学についての理解にも問題があります。次。途中の論理が破綻していても結論が正しいかもしれない、ということは勿論考えられます。しかし「かもしれない」や直観、印象で語ることでは床屋談義の域をでません。はっきり言って本としては杜撰だと思います。

    ・以下蛇足
    「著者は頭がいい」と高評価をしているレビューも数件ありますがそれとこれとは話が別です。本の出来を評価するのにわざわざ著書の頭のレベルや過去の著作を引っ張ってくる必要もなく、本それだけを対象にすれば十分なはずです。

  • 橋本節のややこし話は新書に向かない

  • この書き手の構成が嫌いだから、点数が低い。
    2章まで読んで3章目読みたくなくなった本。
    タイトルにひきつけられたけど、なぜか、内容にひきつけられなかった本。その点で参考になったのかもしれない。

  • 最近の世の中の雰囲気をみるとどうしても資本主義の競争が行き過ぎているように思えて仕方ありません。
    そんな考えで悶々としているときにこの本を見つけました。
    文章が回りくどく、私にはちょっと読みにくかったです。
    流し読みで十分でした。

著者プロフィール

1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。小説、戯曲、舞台演出、評論、古典の現代語訳ほか、ジャンルを越えて活躍。著書に『桃尻娘』(小説現代新人賞佳作)、『宗教なんかこわくない!』(新潮学芸賞)、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』(小林秀雄賞)、『蝶のゆくえ』(柴田錬三郎賞)、『双調平家物語』(毎日出版文化賞)、『窯変源氏物語』、『巡礼』、『リア家の人々』、『BAcBAHその他』『あなたの苦手な彼女について』『人はなぜ「美しい」がわかるのか』『ちゃんと話すための敬語の本』他多数。

「2019年 『思いつきで世界は進む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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