姜尚中の政治学入門 (集英社新書)

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著者 : 姜尚中
  • 集英社 (2006年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087203301

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姜尚中の政治学入門 (集英社新書)の感想・レビュー・書評

  • 書名に注意すべきですが、本書は「姜尚中の政治学」の入門書です。この様な類の書名には誤解が付き物ですが、単なる「〇〇学の入門書」ではなく、「著者の思う〇〇学の入門書」ですので、留意が必要です。つまり、本書は様々な「古典」や過去の研究者の言説を引きながら、著者の考える政治学を点と点を線で結ぶ様に描き出した「作品」であると言えます。
    さて、本書は10年以上前に書かれたものではありますが、取り上げられている7つのキーワードの中「アメリカ」、「暴力」、「主権」、「憲法」、「戦後民主主義」、「歴史認識」については、現在においても本書に述べられている様な主題を克服できていないものと感じました。むしろ、問題が深刻化したものもあると言えるでしょう。今本書を書き直すとすれば、暴力としてのテロリズムや、アメリカのヘゲモニー終焉についてもう少しページが割かれることになるのでしょうか。
    日本については、著者は「「戦後70年」という言い方はなくなっているでしょう。」と予言して見せていましたが、これは外れましたね。しかしながら、安倍政権が憲法改正に執着し、さらには安保法制やら特定秘密保護法、組織的犯罪処罰法(共謀罪)の成立を目の当たりにすると、姜尚中氏の指摘する「七十年周期の国家形成にまつわる反復のリズム」が的外れであるとは断言できず、むしろ戦後70年経った今が、「戦後という時代区分」の終焉に当たるのかもしれないと意識させられます。
    なお、最終章の「東北アジア」なる地域圏について言えば、AIIBなる機関の発足はあれど、「東アジア共同体」の構想については行き詰まりを感じざるを得ません。安倍政権の慰安婦合意を持ってしてもなお、日韓両国の歴史認識の溝は埋まらず、北朝鮮の核開発や対米強行姿勢は依然として続き、日本とロシア・中国との対話に進展があるとは言えない状況です。本書中では、「東北アジアの地域構想」が挫折した場合、「大規模な戦闘へと一気に繋がる危険性もあるのです。」と言った様に述べられていますが、今まさにその危険性が意識される自体となりました。ここにおいて、著者が「さらに日本は、安全保障の面からも、ますます日米関係偏重になっていかざるをえないでしょう。」と述べていたまさにその通りの事が起きていると言えます。日本共産党などはいまだに本書に述べられる様な「東アジア共同体」構想にかけていますが、現状では難しいでしょう。
    と、この様に今にも通じる諸問題が取り上げられている本書ですが、問題提起としては優れているものの解決策や結論に乏しい印象でした。その歯がゆさこそが、あとがきで言う所の「干物」の知に焦点を当てた結果だと言われればそれまでですが、それにしても物足りないと感じます。また、本書の立ち位置が、「政治学入門」なのか、「姜尚中の政治学」なのかを著者自身が決めかねたまま書かれている様な印象を受けました。その結果、どちらの視点で読んでも中途半端に感じました。以上の点、非常に惜しい本だと思いました。

  • 恥ずかしながら政治学というものにあまり目を向けたことがなかった。「政治」にしろ「政治学」にしろ「政治思想」にしろ大変新鮮なものとして受け止められた。この本に上げられていた著書くらいには目を通し、少しは教養を身につけようと言う気になった。しかし、政治学という学問はモデルとしてやたらに変数が多く物事を単純化することが難しくよほど強靭な頭脳を持っているかカンがするどいかでなければ、すぐ話がこんがらがってしまう。その変数の中にはもちろん人間の感情も含まれているのでなおさら厄介だ。しかし、今日政治学の遡上に上っている諸問題には真っ正面から取り組んでおかないといずれ何らかの形でツケがまわってくるのだろう。これから日本人もいろんな意味で大人にならんといかんだろうな。(私もその一人ですが。)

    **アメリカ
    やはりアメリカの成り立ちや思想のながれはおさえておくべきだなと。
    **暴力
    経済学では全てが金だが、政治学では暴力は強力なファクターとなりうるのか。
    **主権
    やはりホッブズくらい読んどかんと。
    **憲法
    権力を縛り政府の行動を制限するために憲法がつくられるんだということは、遅ればせながら近年知った。その憲法に国民の義務も入れようという議論はやはりおかしいということはもっと世の中で語られなければならないことだ。
    **戦後民主主義
    著者は、戦後のいわゆる天皇の人間宣言にかなり戦略的意味を認めているようだ。だとしたら戦前も戦後もだれかがずっとハンドルを握っていたのかなどと勘ぐりたくなる。
    **歴史認識
    日本人は特に歴史に無頓着だと思う。現状に満足するあまりボタンのかけ違えに気がつかないでいるとこの先かなりヤバい気がする。
    **東北アジア
    日本が置かれた立場をよく理解しておく必要はある。ただ東北アジアというくくりになった場合には我が国はかなり厳しい立場になるのではないかな。あまり将来は明るくないような…。

  • 政治学に関するいくつかのkeywordを取り上げ、どのような解釈や問題が起きてきたのかを概説している。
    アメリカの共和制や理念や東北アジアなどの国や地域に対する考察と、暴力や主権・憲法などのトピックに分かれる。

    彼は東北アジアはエネルギー問題や民主主義政策のスピードを根拠に、地政学的に朝鮮半島を中心にしてアジアを囲む4大国(中国、日本、ロシア、アメリカ)をまとめることこそが、今後の姿だと考えているため、日本の昨今の憲法改正議論や領土問題は危険だと考えている。そもそも戦後体制についても天皇の人間宣言は明治期のナショナリズムへの回帰だと言っていて、あまり感覚的にピンとこないというかモヤモヤした。
    しかしそういう歴史問題を抱える隣国の感覚を知ることが、まず歴史問題や国交問題を考える上で大事なことだとも思う。

    その意味では、この本はただの政治学の一般解説書としては各トピックの解説の分量が少なく物足りないかもしれないけども、為になる、考えさせられる本だと思う。

  • 政治学の入門にしては専門的な用語がちりばめられており、非常に難解であった。

    日本のアジア化という考えには、今後のアメリカとの関係性と将来のアジアでの日本の立ち位置を深く考えさせる内容であったことと著者が「干物」と述べている各分野における古典というものがしっかりと学んで知識にしておけば、まるで本物の干物のように噛めば噛むほど味がでてきて、骨董から輝く宝飾へと変わり十二分に現代に適応できるということが知ることが出来て古典の大事さを学んだ。

  • 多くの問題意識が提議されているが、結論が十分に表されていない印象を持った。
    政治学入門というタイトルは本書の中身を表していない。例えば、「一政治学者が抱いた現代日本への問題提議」みたいなタイトルの方がふさわしいかもしれない。
    しかし、昨今の憲法論議に関して、憲法九条とともに二〇条政教分離原則もセットに議論を深めるべき、との指摘は興味深かった。

  • 多角的な視点を持つということは、それなりに、自身の偏見と向き合うことになるということだ。これからの時代は、そういう偏見を持つことによる感情の困難さと、自分という存在の相対的な価値の低下に、どれだけ、そういう孤独に耐えられるかということにかかってくる。
    そのうち、宇宙の膨張により、銀河同士の距離が離れて、消えていくように、人同士の絶対的な価値感が、限りなく薄くなっていく時代が来ると思う。そういう意味では、多角的な視点を持つというのは、刹那的に、心を保つための、癒しになると思う。

  • 「アメリカ」、「暴力」、「主権」、「憲法」、「戦後民主主義」、「歴史認識」、「東北アジア」の7つのキーワードをもとに戦後の日本と世界の関係を説いている。
    「政治学入門」とあるが、学生時代に歴史の授業を真面目に受けてこなかった私にとっては難解な用語が多く、読むのに時間がかかったし、一度読んだだけでは半分も理解できなかった。
    しかし、著者が伝えたいことはあとがきで述べていることが全てなのだろう。私なりの解釈も加わるが、大まかには以下の通りである。
    百聞は一見にしかずと言うけども、全ての判断材料を見ることは不可能で、時にはメディア等を通して偏った情報のみを目にすることもある。結局のところ決断時に頼りになるのは第六感なのである。この第六感の精度を上げるのは、過去と現在の比較による思考実験であり、そのためには幅広い歴史認識が必要である。
    本書も単なる政治史(過去)の解説ではなく、著者の「思考実験」による今後の展望についても述べられている。5年前に書かれたものなので、やや話題は古いが、充分勉強になる。

  • 政治学の入門書ということで分量は多くはなかったが、「アメリカ」「暴力」「主権」「憲法」「戦後民主主義」「歴史認識」「東北アジア」という著者が選択した7つのキーワードから話題が展開しており、非常に興味深いものであった。

    ホッブズ・ルソー・カント等の過去の偉大な思想家から、ブッシュ・小泉など近年の政治家までカバーしており、ところどころ知らない学者や思想がでてくるため、理解に時間がかかったが、問題点・議論はブレることなくわかりやすかった。

    ただ、著者のアジア共同体構想は興味深いものではあったが、手放しに賛成することは難しいと感じた。

  • 韓国人学者による政治学の手引き。

    執筆当時、日本を取り巻く状況をキーワードでとり上げつつ、
    それらについて、古典からの議論を参照した上で自説を展開する。

    正直、政治学を全く学んだことのない身からすれば、個々の政治学者の主張内容を当然の前提としている本書よりかは、
    他の、もう少し堅い「政治学入門書」の方が今後の自分のためにはなるような印象。

    もっとも、そのような教科書的書籍は現状に対する考察などがない場合があるので、
    現実の問題とリンクさせる端緒となる点では、ある程度有益ではある。

  • アメリカは、世界にとっての超越的な「参照系」になっているのです。p14

    フランス革命を経た世界が脱却しようとしたのは、少数者による専制支配でした。しかし、民主主義がめざす人民(多数者)による政治は、見方を変えれば、マジョリティによるマイノリティの専制支配と背中合わせでもあります。p35

    親密圏と公共圏の往来をさらに豊かなものとし、先述の共存・共生関係をベースとした公共空間がふたたび編成されたならば、暴力や権力の問題に対する新たな局面が見えてくるのかもしれません。p58

    「すべての国家は暴力の上に基礎づけられている」by トロツキー p60

    今、なぜ「帝国」なのか、また、国連なのかと問われる背景には、国民国家に代わる主権をいかに再構想するのかという課題が、いよいよ先延ばしにできなくなった事態があるのでしょう。それこそが、現在を生きる私たちが直面する、数々の問題の本質なのです。p75

    憲法学の世界では、主権者の政治的な意思こそが究極の根拠であるという立場と、憲法の内在的な独自性の論理を重んじる立場があるわけです。p84

    アウタルキー経済=輸入に依存しない自給自足的な経済p150

    歴史の時間の幅を広くし、そして過去との「類比」を行う「思考実験」を試みてみれば、眼前のシーン(この場合はイラク戦争の新しい局面)は、違った意味を帯びてくるのです。p168

  • そもそも論が多いなぁと感じましたが、そもそも政治学とはそういうものなのでしょう。政治思想学の考え方がなんとなく理解できたのが良かったです。
    引用されているのは古典ばかりにも関わらず、現代にも通じるはっとさせられるような鋭い指摘があるんですよね。


    ただ、割とぽんぽんと古典の有名人の話を出してくるので、高校の倫理か世界史程度の予備知識はあった方が良いかもしれません。

  • 予備知識なしでもけっこう読める。
    ほう!てなるとこもあるけど、
    なぜそんな結論に?ってなることも多々。 ムズカシイ…
    もうちょっと補足説明欲しいです。

    完璧に理解すべくあと何回か読みたい。
    図書館で借りたので、買いたいな。
    作中に出てくる他のも読んでみたくなった。

  • 大学で、経済学の教授に「政治学なんて実際は何の役にも立たない。現実社会で本当に使える学問は経済学だ」といったようなことを言われ、文学・社会学・政治学といった非実学的なものを好む私は反発を覚えたものの、具体的な反論を思いつけませんでした。そんな、自分自身の頭で上手く考えることの出来ないわたしにとって本書はとても良い導き手となってくれそうです。
    「干物」の知を磨こう。

  • アメリカ/暴力/主権/憲法/戦後民主主義/歴史認識/東北アジアという7つのキーワードを通じて現代日本と世界情勢を政治思想的な立場から解説したもの。読み応えがあり、非常に興味深い。姜氏は韓国人と日本人という2つの視座から物事を捉えていて、新鮮な驚きが多かったように感じる。章末に作品提示してあるのも、ありがたかった。

    本を読むにはタイミングがあるとよく言いますが、まさにこの本は自分のタイミングと合致していた。学びたかったことを文章にして改めて提示してもらった感じ。本当に読んで良かった。

  • 姜尚中さんが話題になっていたころ始めに読んだ彼の本です。まともな政治思想学の本はこれが始めてかな?非常に面白くこの手の本を読むようになったきっかけです☆初めての方には難解だと思います。

  • [ 内容 ]
    湾岸戦争以後、時代の重大局面に際し、さまざまなメディアで精力的に発言してきた「行動する政治学者」が、その揺るぎない思考を支える歴史観と、政治理論のエッセンスを、コンパクトな一冊にまとめました。
    アメリカ、暴力、主権、憲法、戦後民主主義、歴史認識、東北アジアという七つのキーワードを取りあげ、現代日本とそれが関わる世界の現状をやさしく読み解いた本書は、五五年体制の成立以来、半世紀ぶりの構造変化にさらされる社会の混迷を、正確に見据える視点を養ってくれます。
    未来への構想力を提言する、著者初のアクチュアルな入門書。

    [ 目次 ]
    第1章 アメリカ
    第2章 暴力
    第3章 主権
    第4章 憲法
    第5章 戦後民主主義
    第6章 歴史認識
    第7章 東北アジア

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

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    [ 参考となる書評 ]

  • 難しかった。。。この手の本を初めて読んだ私にはハードルが高すぎた感じです。なじみのない言葉のオンパレードでいちいち辞書を引きながら読んだから時間がかかった。ニュースで聞きかじる程度の知識じゃ歯がたたないorz。
    まぁ、言葉の勉強にはなったのかなぁ。

  • アメリカ、主権、憲法など7つのキーワードから政治学と現代日本を読み解く。

    視点はラディカルというほどでもないけど言われてみると確かに、といったほどよい斬新さがあり、興味深い一冊。

    ただ、それぞれの章で結論が相当ぼかされたままなのと、氏の在日としての立場がやや影を落としすぎな気がした。

    あと各章末に古典書の紹介があるけど、その古典はいつか読みたいなと思った。(「リバイアサン」とか。)医師でそういう教養を持ってると役に立つ日もあるかもしれないし・・・いやあんまりないか。


    ~本の内容以外で~
    姜尚中は好きだけど、姜尚中の文章の展開はあんまり好きじゃないんだってわかった。難解な言葉を必要以上に使いすぎで、わかりやすそうな語り口なのに展開がもどかしいから。(それが氏なりの誠実なのかもしれないけど)

  • この人は本当に明晰な人だと思いました。

  • む、難しいよぉ。

  • 1にかえる、
    というか
    ゼロにかえる、
    というか。

  • 政治学っていうとっつきにくい分野をわかりやすく述べてくれていますが、ある程度の知識がないとちょっと難しいかもです。。
    時事的なことの様々な問題点が見えてきます。

  • 歴史を絡めたり、たくさんの人物が出てきたりしていたのでおもしろかった。
    でもそれがわかるだけの「『干物』の知の裏付け」が自分にはありませんでした。。
    感覚とかひらめきだけで全部を処理しないようにしっかり精進したいと思います。

  • 暴力  ホッブズの自然状態
    戦後民主主義   丸山真男
    歴史認識   
    ユートピア思想
    現在を出発点にするだけでは未来は考えられない、未来は過去の延長線上に創るられていく以外にない
    ケシの実がアヘンになるように、歴史は政治化する
    1980年代、ドイツでアウシュヴィッツをめぐって歴史家論争 エルンスト・ノルテ 歴史相対主義 v.s.ヘーゲルの絶体精神、マルクス史的唯物論
    自民族中心的な語りを招く 新しい歴史教科書を作る会
    ライフヒストリー 人生に何らかの意味づけをしようとした場合、人はライフヒストリーを語る
    歴史の意味や価値は>主体である国家、国民、特定のエスニシティに回収される
    厳密な意味での実証は無理

    中国
    五・四運動 1919年 パリ講和会議での日本の対華二十一箇条要求の承認がその引き金

    グローバルの相互交流によってもたらされたアイデンティティの危機 →これがいま歴史を問題としている所以
    歴史認識の4つのスタンス
     1 マルクス主義 ヘーゲルに由来する歴史を総体として捉える「世界史へと連なる歴史」統合主義かな
     2 オーギュストコント(19世紀 社会学) 歴史を科学技術史と捉える!?それが人種や見んぞ訓お垣根を超えて世界史を形作る、と
     3 ナショナルヒストリーや国民国家の虚構性を理論的に批判、歴史的認識問題の新たな展開の可能性を探るやり方(京大杉本さん)
        マイノリティ、人種、ジェンダー等、国民国家を多様なアイデンティティへと解体していく作業、ポストコロニアル理論(欧米の植民地主義が被支配地域にどのような影響を与えたか分析する。1978年サイードのオリエンタリズムで理論的に認知された。スピヴァクやホミ・バーバが代表的な論者)、セクシャリティ、カルスタ ⇔しかしナショナルアイデンティティの虚構性を理論的に示すだけではなぜ国家なのか、民族かという謎を明かすことはできず、いまだナショナルヒストリーの呪縛のなかに生きている。
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姜尚中の政治学入門 (集英社新書)の作品紹介

湾岸戦争以後、時代の重大局面に際し、さまざまなメディアで精力的に発言してきた「行動する政治学者」が、その揺るぎない思考を支える歴史観と、政治理論のエッセンスを、コンパクトな一冊にまとめました。アメリカ、暴力、主権、憲法、戦後民主主義、歴史認識、東北アジアという七つのキーワードを取りあげ、現代日本とそれが関わる世界の現状をやさしく読み解いた本書は、五五年体制の成立以来、半世紀ぶりの構造変化にさらされる社会の混迷を、正確に見据える視点を養ってくれます。未来への構想力を提言する、著者初のアクチュアルな入門書。

姜尚中の政治学入門 (集英社新書)はこんな本です

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