ヤバいぜっ! デジタル日本 ―ハイブリッド・スタイルのススメ (集英社新書)
- 集英社 (2006年6月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087203455
感想・レビュー・書評
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ライフスタイルが魅力的。参考にする
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麻子
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日本人はかつてコピーが得意だったが、今は中国人に持って行かれてしまっていること、
クリエイティビティとはコピーしたものの組み合わせによってできているから
たくさん経験することによってコピー×想像・創造ができることを思い出させてくれる。
英国や地方のブランディングの実例やスピードあるリラックスの提案もされている。
これから必要とされるのはスタイルの提案。まさに組み合わせでできるものであり、
ケイタイを2台別用途で使いこなしたり、テレビ中にテレビのみに集中しているのでがなく、
PCで情報交換したり…と言った日本人ならでは作り出せるスタイルに注目している。
SNSやメールで見られる一般個人の表現に向かっていることも示唆されている。
Input情報を軽くして、自分自身も軽くしていくことでクリエイティビティが生まれるということ。
ライフスタイルの提案など。 -
▼メモ
・大切なのは、ITではなく、コミュニケーションや価値観の変化、ライフスタイルの変貌だ(9)
・僕は、テレビを数年前にやめた。(21)
・本当にいい情報はメールできても、WEBで見られるようなところには載っていない(23)
・インターネットの本質とは技術的約束事なのである(29)
・ポップとは「カット&ペースト」(56)
・どんな大ヒット・コンテンツより、彼氏からのメールのほうがすばらしい(74)
・不景気になったり戦争が起こると、アートが流行る(80)
・韓国はITではなく、CT(カルチャーテクノロジー)を国家をあげてプッシュしている(82)
・ブランド形成の5ステップ
1)評価、2)約束、3)伝える、4)育成、5)優位性
・もっとも大切なのは変化であり、その速度だ(126)
・クリエイティブ力をあげるには、とにかく、他の人の作品を聞きまくる、見まくる(127)
・コミュニケーションを「思いやり」と訳している(128)
・これからの日本のスタイルを一言でいうと「ハイブリッド」だと思う(150)
・カテゴライズされる人間になりたくない(158)
・次世代のクリエイティブ全般およびコンテンツ産業に必要な人材は、プロデューサーでもディレクターでもなく、そのふたつを兼ねた人材、ハイブリッド人材である(168)
・第3のメディアー第六感や虫の知らせのようなもの
・「オープン」のニュアンスは、完全解放の意ではなく、姿勢であり、その開き具合がポイント(179)
▼読むきっかけ
沢尻エリカの結婚で、再読。
▼読んだ感想
3年前から高城剛の考え方には共感していたが、改めて読んでもぶれていない。テレビは捨ててしまおうか。。 -
0608
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「ハイパー・メディア・クリエーター」
未だよくわからんけど、エリカ様と旅行できるならなってみたい。 -
情報世界の先端現場の声が感じられ説得力があります。理想の「見通しのいい場所」で活動している人。日本の文化を再び確認しなければ・・・。
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ハイパーメディアクリエイター高城剛氏の本。日本の現状を叱咤し、「次の時代」を歯切れのよい言葉で喝破している。i-Podの成功は革新的な技術の提供ではなく、新たなスタイルの提供にあるとし、スタイル(=文化や行動様式)を提供することの重要性を語る。なかでも「ハイブリッド」(要素と要素の混合)に着目。その例として、ハイブリッドカー(ガソリンエンジン&電気モーター)を挙げる。おそらくクリエイティビティは混ぜ合わせの中から生まれることが多いのだろう。<HR SIZE=1 NOSHADE><reference>
「いっぱい入力(インプット)すると、出力(アウトプット)も上がる。アイデアに困ったら、入力(インプット)を上げればよい。」
「なぜゲームをやらなくなったのだろうか?―(ITによって)街の構造がゲーム化したから」 -
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