落語「通」入門 (集英社新書)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087203622

作品紹介・あらすじ

寛永といえば五代将軍・綱吉の時代。元祖噺家の露の五郎兵衛が登場いたします。以来、上方と江戸で落語家たちが妍を競い、名人、奇才がぞくぞくと誕生するのであります。時代は江戸から明治へ、そして大正、昭和へと受け継がれてきた噺家たちの足跡をたどり、「通」になるための薀蓄も満載の本であります。案内は当代上方落語の人気者、桂文我。散逸していた史料を丹念に集め、自ら初めて書いた「落語家による落語の本」。どうぞ本のすみずみまで存分にお楽しみください。

感想・レビュー・書評

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  • #2783―78

  • 米朝師の一連の成果は、彼に受け継がれるだろう。

  • 今年亡くなった上司から亡くなる数週間前に「読み終わったからあげるよ」といただいた本。落語とワインが好きな方でした。形見です。

  • 桂文我さんの博学ぶりがよくわかる。歴史や噺家伝については、正直さほど新しさは感じなかったが、「仰天コラム」の内容が秀逸。初代春團治の“ものいふせんべい”や落語家の系図など、貴重な資料の紹介があり非常に興味深い。

    2009年春、読了。

  • 落語の発祥から近代までの流れを書かれたもの。

  • いろいろと勉強になる本だ。でも、江戸落語に興味のない小生にはもっと上方落語のページが欲しかった

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著者プロフィール

桂 文我:三重県生まれ。1979年桂枝雀に入門。1995年四代目桂文我を襲名。現在、年間300回程の落語の高座をつとめる。全国各地で「桂文我独演会」「桂文我の会」を開催。また、子ども向きの落語会の「おやこ寄席」も開催している。落語を題材とした絵本に、『えんぎかつぎのだんなさん』(福音館書店)、『りゅうぐうじょうでさがしもの』(童心社)、『ふたりでひとり』(フェリシモ出版)、『しまめぐり』(ブロンズ新社)、『月きゅうでん』(小学館)、「桂文我のでっち絵本」(BL出版)シリーズなど多数。

「2023年 『かまどろぼう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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